わなの見回り ゴメンナサイ(2026/08/02)

わな見回り日記

最近は、私生活が少々忙しいこともあり、箱罠もロックして見回り回数を減らしています。
箱罠付近をうろついているイノシシがいますが、箱罠を経験しているのか、絶対に扉に近づいてきません。とはいえ、足止めだけはしておきたくて、誘引だけは続けていました。
それと同時に、箱罠付近に入る道(入口、出口)を探っておき、捕獲する準備を進めていました。
そのような状況ですが、7/30に事態が急変しました。
招かざる客が箱罠にやってきました。

シカです。
どうもこの付近のイノシシは、アナグマ、シカが入るとどこかに出て行ってしまうように思います。
幸い、箱罠に入る道には、まだイノシシの気配が残っていたので、どこかへ行ってしまう前に捕獲することにしました。周辺の畑や農道で大暴れし、被害も出ているので、急ぎでの対応です。

事前に準備していたこともあり、かなりの確率で数日以内に捕獲できると予想していました。
くくり罠を仕掛ける道は、箱罠から50m以上離れています。
このような場所に敷設することで、油断している場所で捕らえられますし、たとえ罠バレしても道を変えて箱罠には近寄ってくれます。

そして、予想どおり8/2にセンサーに反応があったので現地に向かいました。
ですが、崖の上からイノシシを探しますが、まったく気配がありません。
画像の真ん中あたりにいるはずですが、木々もゆれません。
この動画は、「センサーの誤動作かな?」と思い、途中で撮影をやめてしまいました。
ただ、イノシシの匂いはするので、近くにいそうな雰囲気ですが、まったく様子がわかりません。

罠や足の様子が分からないまま接近するのは危険なので、遠回りして安全圏内から様子をさぐりました。
現場に安全に近づくには崖を登り降りする必要があるので、スマホは置いていきました。
確認をしに行くと、ドでかいイノシシがいきなり木々の間からとびだしてきました。
罠は、運悪く、後ろ足に掛かっていました。
幸い、かなり高い位置でがっちり掛かっていた上にワイヤー長も短いままでしたので、切られる心配はなさそうでした。
遠近感が狂うようなサイズのイノシシが、カチカチと威嚇してました。とにかく顔がデカい。
この後、無事に止め刺しを行い、現場からイノシシを引き上げようとしたのですが、重すぎて2人がかりでも、ピクリとも動きませんでした。
人力ではどうにもならないので、軽トラで引っ張ったのですが、重すぎてタイヤが滑り持ち上がりません。
仕方ないので、ロープを二カ所張って、倍力で軽トラで引き上げました。
引き上げ時の様子です。

引き上げて気が付いたのが、お乳からすると3頭ウリ坊がいたはずです。
ですが、最近お乳が吸われた様子はありませんでしたし、カメラを見るかぎり単独行動をしていました。
この娘の子供たちは、既に箱罠で捕られてしまったのだとおもいます。
そして、ショックを受けたのが前足で、指がくくり罠で欠損していました。
この欠損は、恐らく自分が2年前に括った跡だとおもいます。
当時、くくり罠にかかっていたものの、大雨で1日見回りをサボりました。
その際に足をちぎって逃げられました。小さな個体でしたので、既に絶命していると思っていました。
この付近でくくり罠を敷設しているのは自分だけですので、犯人は、ほぼ自分だとおもいます。
2年経過して、こんな巨大な姿となっていたようです。
後味が悪かったです。心の中で「苦しませてゴメンナサイ」と謝りました。
一方で、付近で大暴れしていたイノシシを捕獲できましたし、農家さんには喜んでもらえました。

そしてさらに問題は、運搬作業にも…

重すぎて2人で持っても荷台に載せれませんでしたので、ブリッジをつかって引き上げました。
最高気温37℃の炎天下での作業でしたので、荷台に引き上げたら、もうバタンキューです。
本日は、腕、腹筋が筋肉痛でボロボロです。仕事中は睡魔と戦っていました。

今年は、妙に大きな個体が多く、脂ののりもよいので、良質なお肉で冷蔵庫がパンパンです。
お肉をストックするスペースは残っていません。
今回も、この大きさで、かつ、脂がのっていて良質なお肉でしたので、お肉はすべて農家さんや知り合いにたべてもらおうと思っています。
私事やイノシシの捕獲(&精肉)で少々疲れたので、お盆はしっかりと休憩する予定でいます。

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