次回に引き続き、部品の掃除とさび落としをおこないます。
おそらく今回の作業が修理の大部分の時間ではないかと思います。
下記は、前回の分解の後ですがものすごい錆で、掃除が大変でした。
さび落としは、あまりに錆がひどいので、まずは、クエン酸につけて錆を落としてみようとおもいました。その後、部品を磨き上げていくことにしました。
■ クエン酸漬け
普通は、数日くらいだと思いますがハンター試験準備など少しタイミングを外してしまい、結果的にまる6日間漬け込んでました。
たまに部品を動かしたりしていますが、こんな感じで変化しました。
インターバル撮影していたつもりですが、途中が抜けていましたので最初と最後しか残ってません。
部品を投入するとすぐに下記のようにプクプクと泡立ってました。
においなどはありませんでしたが、6日間ずっとプクプクとガスが出てました。
6日後、下記のような感じで塗装が浮かび、ケースのそこには錆のようなものが沈殿していました。
この中から部品の汚れを落としながら引き上げていきました。
引き上げた部品は、このような感じになっており、塗装は残っていますが、赤さびはかなりきれいに落ちていました。
■ 塗装落とし、研磨
あとは、ひたすら磨いていきます。
部品類は再塗装したいので、まずは塗装の除去と軽くやすりかけまでやろうと思いました。
結構錆びていたので、どうしても黒いしみやでデコボコは削りとれませんでしたが、かなりきれいなったと思います。
ワイヤーブラシ、グラインダー、ボール盤等々を総動員して、丸2日間かかって除去しました。
また、一部部品が曲がってたので、金槌で部品を補正したりもしました。
正直、これ以上はちょっと気力が続きそうにありませんでしたので、ここで終了。
かなりきれいになったと思います。
■ 黒染め
ペイントできない主軸等は、黒染めして錆止めしようと思いました。
初めてやるのでうまくできるかどうかはわかりませんが、やってみました。
結果はうまくいかず、金属色が灰色になっただけでした。
原因はよくわかりませんが、このままにしておきました。
■ 次回
今週は、磨くだけで時間切れとなってしまいました。
来週は残りの作業を引き続き実施する予定です。
よければ、また覗いていただけるとうれしいです