山頂の箱罠は先日の撮影を最後にプッツリとイノシシの気配が消えました。
箱罠センサーにはタヌキと思われる反応が一つあっただけです。
GW後半は、山にタケノコを掘るために結構な人数が入山していましたので、動物達も警戒してしまったかもしれません。
その一方で、先日、カメラの故障で撮影できていなかった麓の箱罠ですが、代替え機を設置しておいたところ、イノシシ達が姿を見せてくれました。
山から追い出されたのでしょうか、獣道から箱罠周辺に誘導するための撒き餌を漁っている様子が映っていました。
初見では、常連の姉妹かとも思ったのですが、お腹が小さい気がします。
画像を確認していると、もう一頭が画像に映り込みました。
恐らく一番大きな個体が群れのボス(親?)だと思います。
先日と同じ群れであれば、ウリ坊を連れているとおもうのですが、今回はウリ坊の姿がありません。
私の箱罠にはよく同じ個体が姿を現しますが、今回は、山頂の箱罠に現れた群れとは違うように思います。
この個体も、箱罠経験者っぽいです。箱罠との間合いを見切って撒き餌のみ漁っていました。
箱罠に入れば、箱罠センサーの反応がありますが、まったく反応はありませんでした。
ちなみに、箱罠前はイノシシにきれいに草刈りをされていました。
素人でも、イノシシが来たことが一目瞭然でわかります。
写真に写っていない場所も広範囲に草刈りをされていたので、通り道もしっかり把握できました。

この後、くくり罠の設置場所を探索しました。
次の一手の為に、山から下りてくる道を探っておきました。
今年現れたイノシシは、すべて箱罠経験者だと思われるので、箱罠だけでは捕獲は難しいように思います。ウリ坊は捕獲できるかもしれませんが、親の捕獲は中々難しい感じがします。
特に今年は、罠や豚熱も生き抜いてきた強者(イノシシ)が相手なので、箱罠(餌)とくくり罠のコンビネーションが必要になりそうな予感がしてます。
下記の付近で捕獲できそうなポイントをいくつか見つけておきました。
下記は、今回一押しの場所なのですが、農道に近いので諦めました。
ほぼ人が通らない農道なのですが、田舎の人は罠にかかっている動物を見ると近づく習性があるので、残念ですが、安全第一ということであきらめました。

5/11追記
5/11現在の箱罠センサーの状況ですが、下記のように入口付近に反応がありました。
残念ながら、虫か鳥の反応です。
イノシシの出没する時間帯ではないですし、そもそも高さ90cmの箱罠に88cmの動物は入らないです。
2026版箱罠センサーは、イノシシを捕獲できないタイミングや虫や鳥などに惑わされないように少し遅れて反応するように設計しています。
コンセプトとしては、センサーへの反応は鈍いが確実な捕獲を目指しています。
ですが、どうしても箱罠センサーには誤検知が伴います。
誤検知かそうでないかは、使用者が計測値や状況から判断する必要があります。
たぶん、どの箱罠センサーでも同じだとおもいます(AI搭載すればいけそうだが…)。
なお、気配ありの箱罠の捕獲設定には、下記のような意味があります。
- 深さ
獲物から箱罠センサーまでの距離を示しています。
設定値より浅くなった場合、扉を落とすような仕組みとなっています。
箱罠センサーは、「検知モード」と「捕獲モード」があります。
基本的に誘引時には「検知モード」にしておき、おびき寄せた獲物の大きさを計測します。
「捕獲モード」では「検知モード」で計測した獲物の大きさを元に最適設定で親子ともどの捕獲を狙います。検知モードの時には意味はありません。 - タイミング
虫や鳥の誤検知防止やイノシシの行動パターンに対応するための遅延時間です。
気配ありの箱罠は、試験の都合で0秒に設定してありますが、捕獲時は、基本的に遅延させて使用します。とはいえ、虫や鳥が多い場所では夜間モードの併用が必須となります。 - 夜間モード
日中は動作しないようにするための設定です。
日中に餌をやることが多いことと、たまに通りかかった人が餌を放り込んだりするので、事故防止のために用意しています。
また、日中は、虫や鳥が餌に集まることが多い反面、獲物が入るケースはほぼありませんので、動作しなくても弊害はありません。
ちなみに、過去、初号機で餌やり中に自分が閉じ込められた経験から必須と判断し装備しました。
同行者が腹を抱えて笑い転げてました(数日間ネタにされました)。


