わなの見回り ちょっと嫌な気配(2026/05/24)

わな見回り日記

皆さんの猟場はにぎわっているでしょうか?
私の地域も、今週あたりから、山が騒がしくなっています。
果樹園の手入れをしていると、どこからかシカの鳴き声がするようになりましたし、いくつかの獣道、ヌタバにはシカ、イノシシの足跡、形跡がみられるようになりました。
日中には、野ウサギ、タヌキもよくみかけるようになりました。
いよいよ、季節到来でしょうか。
麓の箱罠には、今週もチョコチョコとお客様がいらっしゃっています。

雨があがった途端、でてきました。先週も来ていた姉妹です。
イノシシは雨がふっている時にはあまり現れないのですが、雨が止むと活発に行動します。
この日は、姉妹で約4時間居続けました。SDカードはイノシシの画像でいっぱいでした。

そして、本日。

一頭だけですが、きていました。
この個体は箱罠を理解しているっぽいので、中々入らないとおもいますが、このまましばらく様子を見ようと考えています。今は、イノシシを狩るよりデータが欲しいところです。
そうはいっても、入ってくれそうになければ、箱罠以外の方法で捕獲しちゃうかもしれません。

山頂の箱罠ですが、先週あたりからイノシシが消えました。(いよいよ出産ですかねぇ…)
代わりに、ちょっと嫌な気配がありました。

そして、数分後…

箱罠の中をガン見した後に撒き餌をたべていました。
そして、本日、ここの箱罠センサーに反応あり…
(2基分しか表示されていない理由は後ほど説明させていただきます)

虫である可能性もありますが、腰高が妙にリアルで怪しいです。
まだ入り口をウロウロしているだけなので、入るとは限らないですが。

そして、もう一か所の箱罠にも反応がありました。
こちらは、何かの動物がパーティーをやったらしく、PM8時~AM2時まで箱罠を出たり入ったりしていました。高さが大体30~50cmくらいで、体長も短そうなので、おそらくはタヌキ等ではないかと思います。
検知履歴を示せていませんが、実は、この箱罠センサーは、先日の大雨で水没したために撤収しました。現在の箱罠センサーは、こんな感じで分解中です。

袋に入っている液体はエタノールで、基板から水分を抜いています。
他の部品も同様にエタノール漬けです。
ケース内は全部品を撤去して掃除しました。
復活してくれるとありがたいのですが…今週は夜なべで動作確認となりそうです。
せめて重要パーツが生きていることを祈るのみです。

原因は、自分の設置に問題がありました。
問題の発生した箱罠は、傾斜地に設置している都合上、下記のように入口が山頂方向に傾斜しています。

この箱罠には、ポリカーボネートの波板で屋根を装着しています。
箱罠センサーは下記のように屋根の開口部に収まるように設置していました。
ですが、この設置方法自体が問題で、波板なので大雨が降ると箱罠センサー周辺はプールになる上に、常に大水が注がれることになります。

トリガーワイヤーを使用している関係上、完全密封はしていないので、わずかな開口部からケース内にどんどん水が入ってきます。トリガーワイヤーの通っている区画には、底に排水用の穴があるのですが、トリガーワイヤーに付着した水分を抜く程度の穴しかないので、大量の水が入ってくると排水が追い付きません。
この結果、箱罠センサーの駆動エリア区画が水没後、ねじ穴、液晶から基板エリアに水が浸入して水没してしまいました。
少々の水位では水没することはないはずなので、相当量の水位、水量があったと思われます。
ケースを開けたときには、基板区画には水がタプタプに入っていました。
初号機で問題にならなかったのは、当時設置した箱罠には屋根を付けていなかったために大雨や雪で箱罠センサーが水没することがなかったためです。
設置数を増やすと色々と問題が出るものです。

屋根は引き続きつけておきたいので、箱罠センサー周辺には水がたまらないような開口処理で回避しようと考えています。
設置する時には、夢にも思いませんでした。よい勉強をさせていただきました。

タイトルとURLをコピーしました