前回に引き続き、実装した基板のデバッグを行いました。
結果としては、問題がありました。
■ 実装基板のデバッグ結果
スイッチ基板のUSBコネクタを表、裏を逆に基板設計するという、基本的な問題が発覚しました。
表につけるはずのUSBコネクタを裏につけていたました・・・
電気的なチェック中に見つかったので、THETAやPCへのダメージはなかったですが、下図のようにVCC/GND/D+/D-が全部逆に配線されてます。ショートのオンパレードです。
ここまで来てのこのバグは正直、超痛いです。
基板に関しては、この問題以外はなさそうでした。
■ 対応方法の検討
文書に起こすと単純なものですが、数日どうしようか悩んでました。
考えついた解消法は以下の3つですが、いずれも痛いです。
a. 基板を作りなす
基板を作り直せばすべて解消するが、手間がかかる。
b. 配線カットして配線しなおす
4か所も切るのは、精神的に、なんかとってもいや。
c. USBコネクタを表→裏に変更したうえで、基板に合わせてケースを作りなおす
手間はかかるがaほどではない。頑張るのは主に3Dプリンタ。
ということで、c.の方針で進めることにしました。
仕事だとダメな選択でしょうけが、趣味なのでこれで許してください。(笑)
■ 基板の修正
修正前後の基板です。
修正の結果基板高が約7.5mm程度高くなりましたが、全入出力の確認ができました。
■ ケースの修正
設計への影響を最小限度に抑えたいので、少々不細工なスペーサーを作ることにしました。
とはいえ、基板高の影響は抑えきれないので、マウントの基板ケース部分を10mmほど高くすることで対応しました。
でき上ったモデルは下記のような感じです。
中身は不細工ですが、外からの見た目は意外にわからない感じになりました。
不細工なスペーサーは何か言い訳を考えておくことにしようと思います。
■ 次回
次回は、設計したケースに基板を組付けていこうと思います。
しばらく、個人的な理由で時間が取れず、不定期更新になるかもしれないですが、でき次第掲載する予定です。もしよかったら、またのぞいてやってください。