卓上ボール盤台 その2

WORKS

今回は、前回寸法通りに切った材料を組み立てていきます。
作業風景になってしまい退屈かもしれませんが、ご覧いただけると幸いです。
御参考になるようなテクはなんもないです(^^;)

■ 墨付け

ビスやボルトの位置、コロの取付位置などをひたすら墨付けしていきます。
廃材であっても、一応は、木表、木裏、基準となる辺とかを気にしながら書いてます。
時々ミスって、消しゴムで消してますが気にせずにご覧ください(^^;)

取付位置、穴などを墨付け作業風景
墨付け完了

■ 下穴あけ

つぎは、下穴をあけていきます。
ビス穴はあとで埋めようと思っているので、皿とりキリで深めに開けてます。
私は、ボール盤を金属加工、木工の両方で使いたいのと、ずぼらなのでカッコいいテーブルは作ってません。
木工時は、ドリル刃の保護板と、捨て材を敷いて穴をあけます。
鉄工時は、付属のバイスで挟んで使ってます。
硬い木を使う場合は、クランプで止めますが、2×4材程度なので手で押さえて穴あけしてます。(←ずぼら&自己流)

ひたすら墨付けた箇所に下穴あけ

私はボール盤用木工刃をそんなには持っていないので、もっていない径は、インパクト用の木工刃であけました。下図は鬼目ナットを取り付けているのですが、穴径は8mm、鬼目ナットの下穴は10mmです。
10mmのボール盤用木工刃は持っていないので、8mmで貫通しないようにボール下穴をあけた後に、反対側から10mmの下穴をあけました。
金属でも、木工でも、両面基板でも、貫通穴をあける場合には、表と裏の両側からあけるときれいに穴があきます。木工では、下穴キリ等で中心を出しておくと、ずれないと思います。

鬼目ナット装着

■ 組み立て

あとは順番に組み立てていきます。
木工なので、どうしても組付け時に多少のずれが発生するので、力づくで調整しながら組み立てていきます。
直角クランプがあればよかったのですが、この日はあいにくと出張中でしたので、端材で挟んでビスうちしました。打った後にスコヤで確認しながらの作業となりました。
組み立てた後にボール盤を台に載せてボルトで固定すると、とりあえず形になりました。

ビス打ちの様子
ビス打ち完了

■ 仕上げ

ビス穴があいたままで、少々格好悪いので埋めておきます。
あけた穴に栓をしていきます。今回は出来合いの丸棒で栓をします。

栓打ち
栓打ち完了

■テスト

この台は、普段は部屋の隅で動かないようにしておき、必要な時に持ち出して使うので、静止テスト、可動テストを行います。
移動するときは、台のわきにあるボルトを締めて移動用のコロを出します。
部屋の隅に置いておく場合は、台のわきにあるボルトを緩めて台自体で支えて固定します。
台自体は元々のボール盤の台座よりも広いので、より安定した状態になっていると思います。
(思っているだけ、本当かどうかはわかりません)
結果は、見てのとおり良好でした。

テスト

以上で、完成です。
2週にわたって、ご覧いただきありがとうございました。

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