RICOH Theta マウント #11

THETAマウント

RICOH Thetaの電源ボタンを補強し、いよいよアームの取り付けを行います。
少々作業が手一杯になってしまい内容が薄いですが、よかったら見てやってください。

■アームの取り付け

前回設計したアームをマウントに固定しただけなので、アームの取り付け作業は撮ってはいません。
取り付けた結果、下記のような感じになりました。
ちょっとネジが、エレガントさを感じさせないデザインですが、DIYですので目を硬くつむっていただけると嬉しいです。
後は、組付け調整を行っていけば、完成するんじゃないかと思っております。

アームを装着後のカバーと、内蔵
組み立て後

■ 電源ボタン動作

Thetaの電源ボタンを補強後、まずは、ステッパーを使わず手で押して動作確認しました。
なぜ、手動確認かというと、今回のアームは、少々トルクの入る仕組みとなっており、可動域も制約があるので、いきなりステッパーを使った動作は、少々危険だからです。
致命的な不具合が発生すると、アーム、ケース、Thetaを破壊してしまう可能性があります。
また、今週は、ちょっと気になること(後述)もあったので、ステッパー動作は、今週は我慢しました。

アーム単体動作

■ 気になること

ケースに組付ける際に、少々気になる点がありました。
アームとステッパーを接続する部分が少々引っ張られている感があります。
下図画像は、上段がステッパー未接続時、下段がステッパー接続時の画像です。
少し見にくいですが、ノギスで計測してみると、0.3mm程度ケース側にアームが引っ張られているように見えました。
わずか、0.3mmですが、アルミ部材を使っているので、負荷によりケース自体が変形してしまい、動作不具合を起こしてしまいます。
たぶん、このずれは私のアルミ加工精度に起因していると思われます。
次週は、この辺りも修正しながら動作確認、設定確認を行おうと思います。

上段:ステッパー未接続時、下段:ステッパー接続時

■ トラブル

実は、今週はちょっとした手違いでMCU(Arduino Nano)を破壊してしまいました。
ショットキーバリアダイオードが煙を吐き壊れました。
幸い壊れたのは、この部品だけで、ほかの部品は正常に動作していましたので大事に至りませんでした。

ショットキーバリアダイオード噴火痕

原因は、単純なミスで基板間をつないでいる配線(ピンヘッダー)を1ピンずれてさしていたからです。省スペースのために誤接続防止用のコネクタは使っていないので、誤接続=即故障となります。

■ 次週

次回は、ステッパー接続部品の修正、RICOH Theta マウントの動作確認を行います。
個人的な理由で時間が取れず、不定期更新になるかもしれないですが、でき次第掲載する予定です。もしよかったら、またのぞいてやってください

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