ハンティング ー わな免許取得 準備編#0

ハンティング

今年は、初夏からの農作物被害が続き、ビワは何かの動物(もしかしたら人かも)に取られてしまい、畑はイノシシにより根菜類は全滅、栗はイノシシに食べられて半減と散々でした。
来年もこのような状況が続くと精神的なダメージが大きく、耕作意欲もなくなってしまいます。
今年は、冬の間に色々とと防御を強化するつもりですが、防御だけでは頭のいいイノシシに対抗することはできないと考え始めました。
あまりいいことではないですが、対抗というよりは憎しみに近い感情に近いかもしれません。
さらに、畑だけでなく民家の近くに頻繁に出没しており、結構危ない感じになってきています。
市町村に駆除依頼すればいいのでしょうが、一度駆除しても次がやってくるようです。
そういう状況を少しでも打破したくて、狩猟を始めようと思いま始めました。
実際に獲物を狩るのに必要な知識、技術を得るには、まずは資格を取らないと、チャンスもないかと思い、狩猟免許取得に挑戦します。
まずは、試験までの準備を紹介させていただきます。

■ 狩猟免許試験準備

何から手を付けていいのかわからなかったので、狩猟免許の試験日を調べてみました。
私の住んでいる地域では、年5回7月~9月、12月に試験があります。
私の場合、思い立ったのが10月だったので最後の12月しかチャンスがありませんでした。
また、銃狩猟免許は、時間的に無理なのと必要性もわからないので、今回はパスしました。
銃は、もし必要そうであれば来年1年かけて準備しようと考えています。

〇 申請準備

県庁に問い合わせを行い、担当の方に必要書類などの説明をしていただきました。
Webに説明があったのですが、なかなか頭に入ってこなかったので、確認のために電話で確認させていただきました。受験料の納入方法がなじみのないものでしたので、聞いた後も少しウロウロしてました。わな猟免許受験に必要な書類等は、ざっと下記のモノ。
・写真
・医師の診断書
・手数料納付済証
銃猟を行い場合は、さらに「銃所持許可の写し」が必要になるらしいのです。

〇 ハンター養成講座

問い合わせの際に担当の方に強く勧められたのが、「ハンター養成講座」の受講。
狩猟免許試験の2週間くらい前に開催されるのですが、実は、この講座が結構重要で、教本、過去問の入手、わなの設置実習があります。
申し込んだ後に知ったのですが、教本、過去問はAmazonで入手できないですし、わなの設置自体は簡単なものですが、試験日にぶっつけ本番というのも厳しい感じです。
そもそも、実演に関しては審査基準もわかりませんので、受けておいて損はないと思います。

■ハンター養成講座 受講

週末に申し込んでいたハンター養成を受講しました。
狩猟時期は開始されているので参加人数は少ないのかなと思っていたのですが、意外に参加人数が多かったです。約8割がわな猟。意外に若い女性が多く、全体の3割くらいおられました。
わな猟の講義時間は約3時間あり、座学とわなの実演。
無事、教本、過去をGetできましたが、第一印象は「分厚い」。少々、ビビり始めてます。

〇 教本、過去問

教本は、「狩猟読本」という本です。
A4サイズでページ数は340ページあり、ボリューム満点。講師曰く、「後半の付録以外、全部目を通してください」とのこと。期間は過去問もやらないといけないので、そんなに時間を取ってられません。
これは、ちょっと会社の昼休憩も使って読まないと読破できないかもと思い始めました。

狩猟読本

過去問は、「狩猟免許試験例題集」です。A4サイズでページ数は、191ページあり、これもボリューム満点。
銃関連もあるので実際に必要なのは一部だとは思いますが…
結構キツイ感じです。

狩猟面鏡試験例題集

その他、資料はたくさんいただきましたが、そちらは環境省、県、猟友会などで内容が見えてしまうので、写真は控えさせてた来ました。いや~大変。

〇 講師の方のお話

講義の際に、少し、わな猟をする人に向けてお話がありお勉強になりました。
いくつか貴重なお話がありましたので御紹介させていただきます。

  • 初心者の使うわなについて
    初心者がイノシシ猟を行う場合、高いが「箱わな」を使うのが一番安全。
    市町村でレンタルしてくれる場合もあるが、ほぼ、出払っていてレンタルしてくれないだろうとのこと。くくりわなは、高度な技術が必要なので初心者がいきなりできるものではないし、危険を伴うらしいです。
  • 止め刺し方法について
    こん棒は、小型のものならこれでいけるが、80Kg級だと危険。
    電気止め刺しは、電気を流している間は動けないが、電気を止めるとすぐに息を吹き返すので、なかなか、取り扱いが難しい。
    銃免許の取得が可能であれば、銃が一番安全に止めをさせるので、おすすめ。
    こん棒、電気止めさしは、獲物に近づく必要があるが、銃は離れた場所から撃てる。
  • 経験を積む期間について
    とれるようになるまでに、ベテランについて2~3年かかる(と思う)。
    くくりわなは猟期前の準備や下見が必要なので、意外に時間がかかる。
  • わなを仕掛ける場所
    車の入れる場所は、ほぼ、わなが仕掛けられていて、新参者が仕掛けられるスペースはない。
  • 費用
    わな猟はお金がかかる。例えば一番安い箱わなでも買えば8万円以上する。
    くくりわなは、1本あたりは手頃だが、1本だけ仕掛けてもかからないので、まとまった数が必要。壊れるので、補充、修理が必要。

■ 来週

来週、再来週は、試験勉強なので、小物になるかと思います。
またよかったらのぞいていただけると嬉しいです。

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