卓上ボール盤台 その1

WORKS

卓上ボール盤の台です。
まちがっても高機能なテーブルではなく、単にボール盤を載せるだけの台です。
私が使っているボール盤は、以前知り合いからのいただきもので、使用頻度は高くはないですが、金属や木材に穴をあける際に非常に重宝してます。
特に径の大きな穴や垂直に穴をあけたい場合には、威力を発揮します。
使わない時には、普段は、作業スペースの端に置いておき、使うときに場所を移動して使っています。移動は重くて大変なのと、いつかは腰をやってしまいそうなので、移動式の台を作ることにしました。

■ CADイメージ

まずは、ざっと図面を引いてみました。
大きさ的には、360mm × 400mmくらいの大きさで、部屋の端っこにおいておけるくらいのサイズにしました。単に2×4材、1×4材を組み合わせただけの単純なものを目指します。
緑の物体は、ボール盤の台のつもりです。採寸のため、大部分のみを再現してます。
家具ではないので、組み合わせ方法も単純にビス止めしてしまおうと思います。
CADイメージではみえていませんが、台の下には、コロを入れて可動式にする予定です。

■ 材料のカット

単純に墨をつけてカットしていけばよいのですが、今回は廃材を使って台を作っていきます。
塗装や家具を作るわけでもないですし、凝ったこともやらないので、廃材を利用することにしました。
最近は、木材の値段が高くなったので、見た目がどうでもいいものは、廃材を使ってます。
木工については、正しい手順は知らないので、適当です。(^^;)
まずは、材料の端を少しだけ切って直角を出します。

次に下記の手順で部材をカットしていきます。下記は、2本切り出すのですが、長さをぴったりにしたかったので、最後に2本まとめて切っています。家には、丸鋸しかないので、こんなやり方で誤差なしに切ってます。基本的には、下記の①~⑥の手順でカットしていきます。
① 墨をつける
② カットする
③ 長さ、直角のチェック
④ もう一本も墨付け
⑤ 端材等を土台に、切りそろえたい部材をそろえる
⑥ 2本ともカットする

板が小さかったり、持ちにくい場合は下記のようにクランプで挟んでカットします。
丸鋸だけでも、かなりの精度で部材を切り出すことができます。

同様に廃材もカットします。廃材は、何かに使われていた部材をばらしたものなので、正直あまりきれいなものではないですが、再加工して使いました。
下記は、1×8を縦引きして1×4に再加工しているところです。

今日は、材料の探索とカットで一日が終わってしまいました。
残りは、また、次週お伝えします。

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