RICOH Theta マウント #10

THETAマウント

前回に引き続きRICOH Thetaの電源制御を改善します。
もう10回になってしまいました・・・もう少し、サクっと動かすつもりだったのですが・・・(笑)
設計やりなおし、実験で時間を取られてしまい、内容がうすっぺらですが見ていただけると幸いです。
まずは、RICOH Thetaのボタン周りの補強から作業開始です。

■ ボタンの補強

RICOH Thetaの電源ボタン周りが弱くて、ボタンを押すと変形してしまい、うまく押すことができなかったので、その改善を実施しました。

〇 ボタン改善方法
 下記のように、ケース内部に支えとなるバーを両面テープで固定しました。

〇 改善効果
 バーの追加によりボタン動作が安定したことがわかると思います

改善後
改善前(前回の動画)

■ ボタン操作用アームの改良

RICOH Thetaの電源ボタン改良とともに、ボタン操作用アームも見直しをおこないました。
今まではライブビューボタンと電源ボタンを同時に操作するように設計していたのですが、ライビューボタンは押したままで操作するように変更しました。
また、電源押下も、うまくてこを使ってトルクをあげるように変更しました。
アームを支えるケースの方が負けてしまう可能性はありますが、強力なトルクがかかると思います。

黄色:電源ボタン操作部 緑:ライブビューボタン押下部

〇 電源ボタン操作部
 シンプルかつ効率的と思われる方式に変更しました。
 電源操作アームの上下動でコマを回転させ、電源ボタン押下時にてこがかかるように見直しました。

電源ボタン機構

〇 ライブビューボタン
 アーム固定用のフレームでボタンを最初からボタンを押すように変更しました。
 電源ボタンと同じ機構で、同時に押すような機構にした場合、トルクが強すぎたためです。
 ケース、Thetaを破壊しそうだったので、最初から押しておくような構造に変更しました。

ライブビューボタン改良

■ 次回

次回は、アームを組み立てて動作確認を行っていこうと思います。
個人的な理由で時間が取れず、不定期更新になるかもしれないですが、でき次第掲載する予定です。もしよかったら、またのぞいてやってください。

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