暫く間があいてしまいました。
栗や農作物の収穫時期と重なって、疲労がピークを迎え、今週はお休みしていました。
肝心の蹴り糸を見破ぶったウリ坊たちですが、先週末から警戒レベルが上がり、箱罠の中に絶対入ってこなくなりました。
このような感じで、箱罠を遠巻きに眺めながら撒き餌を食べています。
また、いつもは3頭で行動しているのですが、最近は2頭しか見当たりません。
一頭はほかの場所で捕獲されてしまったのかもしれません。
今年は、誘引までうまくいっていて、突然といなくなったり、警戒レベルがあがったりすることが増えました。競合する方が近くに罠を張っている感じがします。
この様子だと、おそらく、このウリ坊は、もう箱罠では捕獲できないように思います。
他の箱罠も山に栗やどんぐりの餌ができたことと、イノシシが箱罠を学習してしまい近づかなくなってきました。ウリ坊といえど、目の前で兄弟が捕獲されれば餌があっても近づかなくなります。
今週は、天候も悪かったこともあり、体力とモチベーション維持のため、全箱罠をロックして誘引だけをおこなっていました。
予想通り、箱罠の中にはアナグマ以外の動物は来ていませんでした。
もうしばらくは、こんな感じで、開店休業となりそうな感じです。
最近は、栗、柿の収穫以外でも結構山仕事が忙しく、休日は早朝(AM4時)から夜(PM8時)まで働きづつけでした。
狩猟やセンサー開発に取り組めない日々が続いています。
竹林もそろそろ手入れしないといけないです。
本当は9月中にやるのがよいのですが、今年は暑すぎて無理でした。
ただ、私が急に忙しくなった主な理由は、毎年恒例の自分家の山に生えるこのキノコ。
キノコは待ってくれないので、キノコのタイミングにあわせて収穫するしかありません。
私は、発生条件等のデータを蓄積しており、今では、キノコが頭を出す日はピンポイントでわかります(笑)。
さらに、昨年に、新たな発見があったので、期間中にさらに効率よく収穫できるようになりました。
今年の初日の収穫は、小さいもの2本ゲットしました。
この時に菌床の状況確認ができ、今年は生り年であることを確信しました。

それからは、予想通り、このような感じで小物/大物を収穫する日々が続いています。
ここまでは、毎年恒例の状況。(写真は小物を集めて掃除しているところです)

今年は、昨年新たに取得したデータにより、比較的大物を狙える条件が分かりました。
その条件にしたがって採ったきのこです。
上の写真と比べ軸が長く、頭がでかいものが多いです。見た目も比較的良いものが多いです。

ただ、今年、キノコ狩りにも新たな問題が勃発。
自分の身内(親、兄弟)が、私の予測データを使ってこのキノコを大量ゲットするという悪知恵を覚えました(笑)。
上記の写真のキノコを採りに行く前にも、身内が先回りして、このサイズのキノコを大量にゲットしてしまいました。
このサイズのキノコを大量ゲットすると、表現し難い快感があるのですが、ここしばらく身内にもっていかれてます。
私は、今年、快感を味わっておらず悶々とした日々が続いています。
一度でよいので、ストレス解消のため大量ゲットのチャンスが欲しいところです。
今年は、このキノコも新たに真空パック冷凍を試してみることにしました。
単に冷凍すると、生とは違い味が劣化します。
そこで、イノシシ用の真空パックをやった上で冷凍してみることにしました。
多少真空パック時に圧縮されてしまうのですが、それでも風味が飛ぶよりはよいと思い試してます。
今は、年末においしいイノシシとキノコを鍋にして食べることを夢見てます。