今週は、イノシシ、シカの2頭同時捕獲を行い、やっと一息つけるとおもっていたのですが、また昨晩21時くらいにハジキセンサーに反応がありました。
猟期に入ってから、毎週センサーが反応して何かがかかっているので、絶好調なのかもしれません。
昨年のこの時期は、空はじきばかりでしたが、今年は空はじきはゼロで絶好調です。
(と思っているだけですけど)
翌朝、捕獲のために山へGo。現地に着くと、またもや雨でした。
今期の捕獲作業は全て雨天です。天候に関しては、今期はことごとくついてません。
反応のあった場所に行くと、小型のイノシシと見間違えるくらいに丸々太ったアナグマがいました。
「地球一おいしいお肉」と言われているので、猟期に捕まえたら「すき焼き」にして食べようと思っていたのですが、今週は疲労困憊で狩る気力がわきませんでした。
手元にはお肉が十分にある上に、彼(彼女?)とは、春からの長い付き合いなので、放獣することにしました。もう何度放獣したのか覚えてません。
あと2週間もすると冬眠に入るので、今年はもう出会うことはないとおもいます。
わなは前足のいい位置にかかっていたのですが、根付(わな固定部)が緩んでいて、行動半径が長くなってしまい、捕らえるのに少し苦戦しました。設置ミスをしていたようです。
大型のイノシシだと少々危なかったです。
今年の春に大型のイノシシにわなを切られてから気を付けていたのですが、気が抜けていたようです。(反省)
〇 竹林のわなの状況
アナグマの放獣ついでに、竹林に仕掛けておいたトレイルカメラの画像を回収しました。
テスト誘引の反応があった場所でしたが、家の修理や捕獲作業でドタバタしていて画像チェックできていませんでした。
1週間前からチョコチョコきているのは、1家族(若い母親+子供3頭)でした。
竹林付近をねぐらとしている家族のように見えます。少し小さめの個体だとおもいます。
本日の夜中にも、1頭(子供?)が寄ってきていました。
理想は、この母親を狙ってくるオスが罠にかかることですが、自分の腕では、難しいですかねぇ。
わなの負荷設定をうまくやると、ひかけられそうな気がしなくもないですが…
〇 先日のお肉の感想
知り合いがお肉が欲しいというので、おすそ分けする前に捕らえたイノシシとシカを試食しました。
イノシシは、昨年末捕らえたイノシシを100点満点とすると、大体80点くらいの出来でした。
肉質、脂はそこそこなのですが、木の実の匂いが弱かったです。
シカは、まったく期待していなかったのですが、期待に反して大変おいしいかったです。
もも肉をステーキ(低温調理)にして食べたのですが、身近な肉で例えるなら、上質な牛の赤身です。
シカ肉は、肉を調理する前に洗うなどの手間はかかりますが、柔らかく大変味わい深いです。
大変おいしいく、家族全員ファンになりました。よく言われる獣臭さもまったくありませんでした。
幸運にも大量のシカ肉が手に入ったので、色々な部位を使った料理を試してみようと思っています。
今年食べたシカが、今後のシカ肉の味の基準になりそうです。
でも、シカは自分では太刀打ちできないので、来てほしくないですねぇ…