天候(長雨)のせいなのか、それともおいしい餌があるのか、メインの箱わなにも小型箱わなにも何も近づいていませんでした。
付近にイノシシベッドがあり近くに家族でいるのは確実なので、しばし様子見です。
まだ、1年を通して箱わなを運用したことがないので、狩場の情報収集がメインとなりそうです。
農園付近に設置している箱わなへの反応も「ヌカを食べる猫」以外の反応はなくなりました。
農園付近は、栗の季節が終わったので移動したのだと思います。
見回りは続けますが、、農園付近の箱わなはタケノコの季節までしばし休憩となりそうです。
今年は、本当にお盆返上でたくさん捕らせていただきました。イノシシさん、農家さんに感謝です。
お陰で、軽く箱わな代を稼ぐことができました。
農園とは逆に山は大賑わいです。
今週は、竹林の手入れをおこなったのですが、竹林、雑木林、雑草地帯等、そこら中にイノシシの荒らした跡や、残り香がありました。冬に向けて山籠もりを始めたようです。
いよいよ主戦場は山へ。冬の間は、くくり罠&格闘戦メインになりそうです。
もし箱わなへのイノシシの食いつきがわるければ、「くくり罠日記」に改装しようと思います(笑)
箱わなの方は、今年中に色々とやりたいことがあるのですが、その一つが先日紹介したセンサー。
今週は、メインの箱わなに実際に搭載してセンサーの動作確認をおこないました。
そこで、あることに気づき急遽、丸鋸、ジグソーでコンパネを加工してセンサーにくっつけました。
気づいたこととは、大物がかかると9mmの鉄筋が曲るくらいに負荷がかかったり、センサーへの直接攻撃がありそうです。3D Print品を直接箱わなに固定しての運用では、太刀打ちできそうにありません。
急遽、防護シールド、補強としてコンパネを装着しましたが、この方法では、加工/製造が手間で量産に手間取ります。さらに、箱わなに屋根を付ける場合、少し屋根材の形状等考慮が必要になります。
それ以外にも、箱わなの鉄筋の構造上、センサーを水平設置するのが難しい等の問題もありました。
どうしても設置時に多少傾くので、それらを考慮した動作機構が必要であることがわかりました。
続いて、もう一つのタイプに設置してみました。
先輩から受け継いだ古い箱わなですが、こちらは意外に問題なし。
大きめの箱わなですが、操作性の問題もセンサーの誤動作もありませんでした。
箱わなが大きいので、結構どこにでも設置できる感じでした。
ですが、箱わな設置位置の関係で、西日となり、操作パネルが見にくいです。
パネル周辺に光を遮断するフード的なものを用意した方がよさそうです。
この日抽出した問題は、下記の通りです。
- センサー防護シールドの材質
防護シールドの加工が楽で安いこと。 - 屋根設置時の問題
今のところ、屋根を装着するユーザーには、合うように加工してもらうしかないですが、加工が楽になるような考慮は必要。 - 設置誤差
ファームウェア改修で対応できそう。 - 外光によるパネルの見にくさ
パネル周辺にフード的なものを設ければよさそう。
まだ時間がかかりそうですが、焦らずに装置として完成させていこうと思います。
来年は、このセンサーの導入で効率化、捕獲精度向上を目指せるようにしようと思います。