農業ネタ 2024年 栗の後始末 (2024/10/09)

わな見回り日記

諸事情で箱わなは見回る余裕がなかったので、久々の農業ネタです。
今年は、夏が暑すぎた上に水不足であったため、みかん(自家用)、柿(自家用)は全滅です。
暑いのはよかったのですが雨の降るタイミングが遅く、大半の実が割れてしまいました。
今年のような天気では水をやらないといけなかったらしいのですが、何の知見もなかったため全滅させてしまいました。収穫できるのは3割ほどでしょうか。
自分の住んでいる地域は、柿で有名な場所でもあるのですが、今年の暑い夏の影響の為か、出来が悪いように伺いました。
一方、今年、栗の出来は良く、我が家の栗も出来がよかったです。
栗の大敵:イノシシにやられはしましたが、一度捕獲したら柵の中には入ってこなくなりお互いに最小の被害で収まりました。
収獲もそろそろ終わりですので、冬が来る前にボチボチと後始末の開始です。
栗はイガに包まれていますが、結構膨大な量のイガが地面に落ちます。
柵の外に捨てると色々な動物を誘引してしまうので、私は、園内に穴をほって腐葉土にしています。
1~2年もするとイガはふかふかな土に帰って完全に姿を消します。
下記のように園内の数か所に穴を掘り、イガを埋めて踏みつぶしていきます。
これが結構な重労働で、クタクタになります。

そして、園内のカブトムシの幼虫が入った腐葉土を圧縮したイガにかけていきます。

この時期のカブトムシの幼虫のサイズはこれくらいです。
夏に母がカブトムシを捕まえて、近所のお子様達にプレゼントしていますが、そのカブトムシは自分が育てています(笑)

イガをうめる際に未収獲であった栗が多量に発掘されます。
これらは、すべてイノシシの餌となります。
本日は栗でヌカがまったく見えない「豪華栗ご飯」にしてみました。
こちらは、「メインの箱わな」とは違うわなで使用しました。

本日は、夕方から雨の予定でしたので、AM9:00時からPM2:00時まで栗の後始末を行いました。
なんとか雨が降る前に作業の目途が付いたと思って一息ついていたのですが…

スマホを見ると、くくりわなセンサーの反応を見過ごしていたことが判明。
しかもすぐに天候は土砂降りになってしまい、コンディションは最悪となってしまいました。
くくりわなでかつ他人の農園近くなので、放置するわけにもいかず、捕獲道具を自宅に取りに帰り、土砂降りの中で捕獲しました。
捕らえたイノシシはものすごいビビり君で、近づくとすぐに木の陰に隠れてしまい、なかなか姿を見せてくれませんでした。
初見は、まったく姿がみえず音もしないので、「おかしいなぁ?また空はじきかな?」と思って近づいたら「ワン!」と吠えら気づきました。疲れてボーっとしていたので、ちょっと危なかったです。
しかし、イノシシが「ワン!」と鳴いたのを初めてききました。(空耳だったのかなぁ?)
今まで「ブーブー」しか聞いたことありませんでしたので良い経験をさせてもらいました。

土砂降りの中の作業で、捕獲後自分も道具も泥だらけとなり、後始末が大変でした。
全てが終わったのはPM9時。この日はクタクタでお風呂に入って爆睡しました。
自分は、なぜ忙しい毎日なのか理解できない日々を過ごしています。(流行りのDXで解消してほしいです…)

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