アイキャッチでばれていると思いますが、無事(?全身筋肉痛です)捕獲です。
親もいい感じに仕上がり、他のわなも休止中でタイミングバッチリです。
「今日はいるぞ、5時出勤だ」という根拠のない勘が働き、地元の生体センサーに見つかる前に現場へ出勤しました。(今回は大物なので、見つかると見物人が出そうな雰囲気だったので、ちょっと警戒して。)
現場に到着すると、いましたデカいのが…
箱わなのサイズはWxHxD=90cmx90cmx190cmです。
下記は捕獲時の写真です。2枚の方がサイズを感じられるかもしれません。
体高は約75cm、体長は1m以上あります。そして、頭と足がデカい。
夏で脂肪が落ちているとはいえデカいです。
止め刺し後の写真は少々血液がついているので、掲載をひかえます。
この日は、丁度農道の草刈りをされている方(業者)が近くにおられたのですが、ちょっと怖い思いをさせたと思います。ブヒー、ガシャ、ガシャと人を威嚇していましたので。(パネルが裏表逆で危なかったことは内緒)
止め刺し後に、現場撮影、運びだしの為に移動をおこなったのですが、重すぎてびくともしませんでした。人力だと人の方が壊れてしまいそうでしたので、イノシシにロープをかけて、農道から軽トラでロープをひっぱりました。本日はこの影響で全身筋肉痛です。
午前中に内蔵を取り出して解体準備を行っていたのですが、今回は色々な方(見ず知らずの方)に声をかけていただきました。車を止めて「なんじゃこりゃ?すげーな」と言ってくれる方や、わざわざ車から降りて直に見物される方など結構な人数おられました。車で通過される方は、ほぼもれなく一時停止、ガン見という行動をとられていました。
今回の脱骨作業は1日で終わりませんでした。
モノがデカすぎるのと、早朝からの筋肉痛がたたって腰痛が危なかったので、後ろ脚は翌日に持ち越しました。
後ろ脚だけでも、無茶苦茶重くデカいです。両手で持つだけで精一杯の重さで、こんなサイズです。
いっそ脱骨をやめて、生ハム作ってみたいサイズです。
今回は貴重な知見を得ることができたので、データ化して次に生かそうと思っています。
けり糸の選択、見破られた際の対処など、教科書には出てこないことを研究することができました。
みんなウリ坊みたいならチョロいのですが、大物は罠を見破ってきた優秀な個体ですから、簡単であるわけがないです。
ウリ坊狙いに切り替えず粘ってよかったです。おかげで貴重な経験をつむことができました。
あと、毎週のイノシシ狩りは、結構疲れるということも学習できました。(夏だからなのだろうか…)