改良版わなを投入したのですが、まさかの「わなばれ」で、イノシシに警戒されてしまいました。
おそらく、もう同じ場所にわなを設置しても無理な気がします。
イノシシの警戒を解く何かを用意するか、わなの移動をするしかないと思いますが、こちらは別途考えようと思います。
今回は、イノシシが足を置いた瞬間にわながばれていましたが、その原因を探ろうと思います。
画像を見る限りは匂いは多少気になっていたかもしれませんが、しっかりとわなを踏んでいました。
ですが、イノシシが踏み込む前にびっくりして後ずさりしていたので、匂い以外の原因があると仮説を立ててみました。また、複数個所で同じ現象が発生しているので、とりあえずは、わなの設置チョンボも原因から排除しました。
■ わなばれ原因箇所の推定
今回の現象は、わな自体に原因があると思われますので、下記の怪しい箇所を一つづつ調べることにしました。下記の怪しい箇所について、特に音と振動を中心に調べることにしました。
画像のイノシシの驚き様から、イノシシだけが感じる微妙な現象ではなく人でもわかるほどの現象だと推察しました。
- 踏板アームの動作音
踏板を踏んだ際に何かしらの摩擦音、振動が発生する - ワイヤー/ばね動作音
踏板にワイヤーをセットした場合に、踏板を踏んだ際にきしみ等が発生する - 負荷の音
今回負荷としてつまようじ、竹串を使っていますが、それらが折れる直前に粘ったりしてひびの入る音や振動が発生する。
以降では、これらについて調査を行います。
■ 踏板アームの動作音
下記のように何度も踏板を手で踏んでみました。
ですが、踏板が落ちる前に怪しい音や振動等は発生しませんでした。
音がしたときには、踏板は落ちています。踏板アームの動作音、振動が原因ではなさそうです。
■ワイヤー/ばね動作音
こちらは、少々手で踏板を押すのが怖かったので木でおしました。
こちらも踏板アームの動作音同様に、わなが発動するまで特に怪しい音やきしみや悟られるような動きは見られませんでした。
おそらくイノシシの少々踏まれてもばれるような動作は見られませんでした。
■ 負荷の音
負荷が折れるときの音ではないかと思い実験しました。
ところが、音どころか踏板が発動までに、ポコっと音がして、一旦止まることが判明しました。
わなは発動していません。
この時の踏板とアームの状態を見ると下記のように隙間の空いた状態です。
負荷によってちょうど、この位置でアームが一旦停止するような動きとなってしまうようです。
音も振動もあるので、これだと簡単にばれそうです。人間でもばれます。
現象は、負荷のために挿したようじ、竹串の影響でちょうどよいところで止まってしまうもののようです。ようじや竹串の長さを調整してみましたが状況は変わりませんでした。
■ 次回
今週は、時間切れのため、問題解決に向けた検討はできませんでした。
問題の解決は、少々難しそうです。
また、よろしければのぞいていただけると嬉しいです。