私の住む地域では11月頭~2月末までがイノシシの猟期となります。
昨年は、比較的民家の近いところに箱わなを仕掛けましたが、成果はありませんでした。
ただ、そちらは、幸運にも、今年はイノシシが出てきておらず、平和な状態が続いております。
一方、山の頂上付近にあるうちの果樹園が、先日イノシシの襲来にあいました。
今年は、柵の外は結構掘り返されていたものの、柵の中をやられえることはなかったので安心していたのですが、先日、今まで侵入されたことのない柵から侵入され、栗などを食い荒らされてしまいました。昨年は免許を取るだけで精一杯でしたので、果樹園には手が回りませんでしたが、今年は、こちらを中心にイノシシを退治しようと考えています。
〇 猟期前準備ーくくりわな準備
果樹園が山の頂上付近にあり、箱わなを山頂までもって上がり設置するのが大変なのと、近くに別の方が設置された箱わなもあるので、今年は、くくりわなをやろうと考えています。
まずは、わなの準備が必要ですが、踏板は面倒なので今期は買いました。
ワイヤー部分は部品を買って、とりあえず初回設置する分を作ることにしました。
下記は、ステンレスワイヤー、ばね、金具類です。
この中で一番高いのは、スエ―ジャーです。1万円近くします。しかも、超重いです。
私は、上記以外では、ボール盤、パイプカッター、グラインダーを使いました。
基本的には「(ワイヤーやパイプを)切る」「穴をあける」「かしめる」ことで、わな自体は出来上がります。わなの作り方はいろんな方やメーカーさんが分かりやすく説されていますので、私は割愛させていただきます。
作業の中で大変だったのは、スエージャの取り回しです。重いので、両手で持って「かしめる」とか、「ワイヤーをカットする」気にはなりませんでした。
私は、スエージャの片方を床においておき、片方を操作する形で作業を行いました。
■ 制作したわな
一応、一通りテストを行って動作することを確認しました。
この日の成果は、全部で6本。壊れたら、猟期中に追加していこうと思います。
今回作成に使用したばねは、圧縮時の長が少し長く使いづらい感じがします。使ってみて、運用面に問題がありそうなら、入れ替え時に別のメーカーのばねを試してみようと考えています。
■ トレイルカメラの修繕
果樹園に防犯カメラとしてトレイルカメラを設置していたのですが、雨の中で電池交換などを行った際に、光学系に水が入ってしまい、画像に靄がかかってしまいました。
トレイルカメラを買い替えるのは懐にキツイので、下記のように水抜きをおこなってみています。
以前、ジャンクの顕微鏡を買った際に対物レンズに曇り(というより水)が入っており、修理のために水抜きした際にも同じ手を使いました。
ジップロックに強力除湿剤とカメラを入れるだけです。
うまくいけば、3日くらいすると元通りになるのではないかと思います(うまくいきました)。
この水抜き方法は、結構使えると思います。
■ 次回
今回は、わなとトレイルカメラの準備を行いました。
まだ、いくつか道具類の準備が必要ですので、引き続き行いたいと思います。
またよかったら、のぞいていただけるとありがたいです。