親機、子機ともに部品実装が終わったので、まずは親機から基板のデバッグを行いました。
実際に周辺機テストのファームウェアを搭載して確認したところ、いたるところに痛恨のバグがありました。下記に、ざっと障害を列挙します。
- 使用禁止ピンへのアサイン
ESP32 WROOM 32EのUART1のデフォルトピンアサインは、GPIO9、GPIO11となっています。
ですが、GPIO6~GPIO11は、使用不可能であり、UART1はデフォルト設定では使用不可ということが判明しました。こちらは仕方ないので、UART1で使えるGPIOにピンアサインしなおしました。 - E220-900T22S(JP) 接続ピンアサインミス
ファームを搭載してE220-900T22S(JP)と接続してみたのですが、まったく動作せず。
RX、TX、AUX信号のピン位置が間違っていたことが原因でした。 - 電源配線ミス(回路ミス)
回路設計時に一部配線の名称を間違えており、3V3とすべきところを3V1とパンチミスした配線があったため、電源に接続されていませんでした。
これらを修正したところ、はずかしながら、下記のようにジャンパー線だらけになりました。
■ 基板修正作業
私は、基板修正する際には、カッターナイフでパターンを切ってジャンパーを飛ばしてます。
下記は、使用禁止ピンのアサインしなおし作業をやっています。
最初にTX、RXの配線に接続する配線をカットします。
次に、これらにジャンパー線を配線しました。
過去なんどもやらかしていますが、幸いにして、ジャンパーが飛ばせなかったことはないです。
■ 動作確認の様子
下記は、OLEDとロータリーエンコーダーの動作確認の様子です。
E220-900T22S(JP) については、モジュールと別途通信できることを確認してあります。
下記は周辺をすべて装着した親機基板です。
子基板のデバッグ、テストは、親機のファームウェアができあっがってから確認する予定です。
■ 次回
今回も、時間切れでここまでです。
少し親機のファームウェア準備に時間がかかりそうです。
実験までは、まだまだかかりそうですが、よかったら、また、のぞいていただけるとありがたいです。