基板制作 紫外線 露光機 – 基板制作編 – ミラーユニット 液晶基板 #8

WORKS

今回はミラーユニット制作と液晶基板、液晶を取り付けます。
ケース内部の部品は、今回ですべて実装完了します。

■ミラーユニット制作

UV LEDの光を液晶に集光するためのユニットです。
既に、枠は3Dプリント部品として制作してありますので、今回は枠に反射材を実装します。

ミラー素材としては「百均:ミラー風シート」を使用します。
理由はハサミで簡単に切れることと安いからです。

これにミラーユニットの型紙を張り付けてミラーをきりだします。

切り出したミラーをミラーユニットに張り付けて両面テープで固定します。

両面テープの「のり」がミラー表面につかないように全部を固定した後に、保護シートを外します。

わかりにくいですが、この上に液晶の下地となるアクリル板と固定用のフレームを接着してミラーユニットは一通り完成です。

ミラーの効果はというと、下記のような感じです。
正確な効果はわからないですが、紫外線を液晶面へ導いているように見えます。
過去、顕微鏡用のLEDライトも小さくてもミラーを付けるとかなり明るくなっていたので、同様の効果は期待できるかとおもいます。

■ HDMI基板/液晶の装着

HDMI基板はMIPI IFボード、HDMI/MIPI変換ボードを天板の裏面にねじ止めしました。
ケーブル類が少々いびつですが、付属していたフラットケーブルの都合上ねじって装着しました。

HDMIケーブル、USBケーブルを装着してケースに収めようとしたのですが、色々とスペース上の問題が発生しました。天板が閉まりません。
まずは、HDMIケーブルですが、手持ちのHDMIケーブルではコネクタが邪魔になって閉まりません。

そこで、フラットケーブルタイプのHDMIケーブルを買ってみました。
ケーブル自体はフラットケーブルがコネクタで止まっているだけの製品なので、強度はないですが、今回は、ケース内に収めてしまうので問題なしです。

さらに、MIPI/HDMI変換ボードの電源ケーブルのタイプAコネクタが邪魔でした。当初USBコネクタで接続しようと思っていましたが、タイプAコネクタを基板に挿すスペースがケーブルの取り回しの都合で取れなくなったので、QIコネクタに変更してスペースを稼ぐことにしました。

下記のように既成品のミニUSBコネクタを必要な長さに切りました。

切った側にQIコネクタを装着してMIPI/HDMI変換ボードの電源ケーブルとしました。

最後に液晶パネルを天板に固定しました。
液晶はビニテで固定しました。MIPIケーブル付近を少し開けていますが、これはフレキにテープを付けたくなかっただけで、あまり意味はないです。単に、初代Rasberry PIで液晶をうまく使えなかった場合にきれいに取り外せるようにしたかっただけです。

■ 次回

今週は、この液晶が初代Raspberry PIで使用可能なことを確認しようと思います。
またよかったら、のぞいていただけるとありがたいです。

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