部品が壊れないよう先にケース設計をしましたが、今回より電気系統の設計を行います。
今回は、簡単に全体の部品配線図と、ケース内の配置を示します。
■ 全体の配線図
簡単ですが、部品の配線を示します。
大本の電源は、「電源SW基板」に12V DCを供給します。
電源ボタンが押されると、「DCDCモジュール」で5Vを生成し、「Raspberry PI」「1602LCD」「ローターリーエンコーダー」に通電します。
同時に、12V DCは「LEDドライバ」「紫外線LED」「5010 12Vファン」の電源ともなりますが、ON/OFFは、「Raspberry PI周辺基板」で制御します。
Raspberry PIは、3.3Vラインがベースのシステムですが、「Raspberry PI周辺基板」で12V/5Vに変換して接続します。
■ケース内の部品配置
下図は、ケース内の部品を示した図です。
余裕はあるとは言えませんが、今のところ収まる予定でいます。
収まらない場合は・・・どうしましょう。
No. | 部品名 | 機能 |
1 | Raspberry PI(初代) | 紫外線露光機コントローラ。 露光用液晶表示、紫外線LED電源、パネルを制御する。 |
2 | MIPI接続基板 | 露光用液晶接続IF基板 |
3 | HDMI変換基板 | No.2と接続して使用し、HDMIをMIPIに変換する基板。図で四角い枠で示した部分。 |
4 | 電源SW基板 | 12V電源のON/OFF制御を行う基板。Linuxを使用するので、シャットダウン機能付き基板。 |
5 | Raspberry PI周辺基板 | 紫外線LED電源制御、パネル接続基板。Raspberry PIの亀の子基板。 |
6 | 1602LCD | パネル表示用の1602 モノクロLCD基板。 |
7 | ロータリーエンコーダー | パネル入力用のロータリーエンコーダー。 |
8 | DCDCモジュール | 12Vより、RaspberryPI起動電源 5Vを生成するための基板。 9.のモジュールとともに、基板上に配線する予定。 |
9 | LEDドライバ | 紫外線露光用LEDドライバ。 |
10 | 紫外線LED | 紫外線露光用LED。図で丸い枠で示した部分。 |
11 | Sharp LS055R1SX04 | 紫外線露光用2K液晶。 |
12 | 5010 12Vファン | LED冷却用ファン。 |
■ 次回
来週は、電源SW基板から順番に作成していこうと思います。
またよかったら、のぞいていただけるとありがたいです。