2024年 春の初物 – たけのこ タラの芽

休日

今週は、ちょっと工作をおやすみして、山菜採り&新たな狩場の探索に出かけました。
今年は、かなり時期がおそくなりましたが、やっとタケノコが出始めました。
昨年より、約2週間~3週間ほど遅れています。なぜか、今年は、イノシシ被害も少ないです。
下記は、まだ小さいですが、収穫したタケノコとタラの芽です。(シイタケはおまけ)
タラの芽は新たな木の群生地を見つけたので、この時期にしては意外に大量でした。
今期は、もう一度、食べられそうな気がしています。
この日はタケノコ掘り、山の散策(探検?)を行った後、栗畑の草刈りまでおこなったのでクタクタになりました。

田舎あるあるで、周辺の竹林は、高齢化と過疎化のために、ほぼ放置竹林となっています。
あまり知られていないかもしれませんが、放置竹林にタケノコは生えません。
生えても量が少ないですし、そもそも放置竹林でのタケノコ採取は大変かつ危険な作業となります。
作業スペースは限られますし、竹を踏んで転倒すれば、大けがをすることもあります。
また、下手に竹を動かせば、頭上から枯れ竹が倒れてくることもあります。
お年寄りだと骨折することもありえます。

わたくしの管理する竹林は、万全ではないものの、毎年、間引き、伐採作業、草刈りをやっているおかげで、いまだ良いサイズのタケノコを収穫できています。

横に広い竹林なので、全部を写真でとらえきれないですが、雰囲気は、下図のような感じです。
横は、写真の約3倍程度ある土地です。
オレンジ枠で囲ったあたり(山の中腹まで)が、わたくしの管理する竹林となります。
緑の枠で囲った部分は、立入禁止の札です。自分が管理する竹林を囲むように張ってあります。

正面から見ると、何を手入れしたのだ?と疑問におもわれるかもしれませんが、横から見ると下の写真のようになっています。
まだ、不完全ではありますが、私の代より、人が歩くスペースと、タケノコが生えるスペースを作ってあります。
両親とも高齢なのですが、いまだにタケノコ掘りがすきですので、安全に作業してほしくて改善を行っています。
本来は、もっと伐採しないといけないのですが、父親が適切な伐採管理をおこなっていなかったこともあり、2年では完成できませんでした。
枯れ竹の撤去、伸びたタケノコの伐採、暑い時期のチェーンソー作業など、週末の一人作業では体力的に厳しいので、一度に完成形までもっていくのは難しいです。
ただ、道半ばとはいえ、やっとここまで来た感じで、今年の作業をこなせば、完成形になるのではないかと考えています。

現在、最も頭を悩ませている問題は、竹林整備ではなく、タケノコ泥棒です。
頑張って竹林の維持をやっているのですが、ここ数年、タケノコ泥棒の大被害にあっています。
しかも、腹がたつことに、すでに今年も泥棒らしき車の痕、偵察に来た形跡がありました。

奴らは、わが物顔でタケノコを掘り返すだけでなく、土地を穴ぼこだらけにしたままにし、ビールの空き缶やガラス瓶、ペットボトルなどのゴミをあたりに捨てて帰ります。
しかも、タケノコも根こそぎ盗みます。
1人2人ではなく20人以上の泥棒がいるようです。風のうわさでは、親分と子分がいて、わざわざ隣町からくる奴もいる模様。(現場を抑えていないので、事実かどうかはわかりません)
土地を柵で囲っているわけではないので、イノシシや周辺住民の方が食べるくらいのことに文句を言う気はないですが、ここ数年の状況はあまりにひどいので、今年は捕らえて警察に突き出すことも検討しています。対人くくり罠を設置してよければ、設置したいくらいです。
最後は、哀しい田舎事情を書いてしまい、気分を悪くされてしまったかもしれませんが、また覗いていただけると嬉しいです。

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