我が家の3D printer環境 – Anycubic Kobra 2 Pro

休日

猟期中なので狩猟ネタに集中しようと思っていたのですが、年を明けてからイノシシがお出かけしてしまったので今回は小ネタです。

ずっと長い間(おそらく10年近く)使っていた3D Printerの交換部品、改造部品もなくなったこともあり、3D printerの入れ替えを行いました。私は、0.2mm ノズルを使用して3D printすることが多いので、とにかく安くて速い3D printerを求めた結果、Anycubic Kobra 2 Proを購入しました。
Anycubic Kobra2 Proは、色々な方がレビューされていたりするので、そこには、専門家に任せようと思います。
今回は、私がどんな環境で3D Printerを使っているのかを中心に御紹介させていただきます。

自身の3D printerの印刷スペースです。大型カラーボックスの一角に収納して使用しています。
上の棚にはフィラメント、その他部品類等おいていますが、その部分は、お見苦しいのでちょっとお見せできません。
少々ケーブル類がむき出しだったり、予算の関係で廃品利用だったりしますが、それなりに機能的で気に入っています。
高級3D printerなら不要なモノでしょうが、安い3D printerでは、このような機能を付加すると使いやすくなるように思います。

3D Pritner Space

まあ、この一見すると整理されていない環境に見えますが、その通りで整理はされていません。
ですが、下記の機能がついています。

〇 作業用照明

③が作業用照明となります。フィラメントの着脱、ノズル交換時に使用します。
車のLEDルームライトを転用して使用していて、電源のON/OFFは①で行っています。
意外に車のルームライトはまぶしすぎたので、かなり電流を落として使っています。
3D Printerでカラーボックスの棚ダボに刺さるような首振りマウントを作って固定しています。

〇 自動電源OFF

②は3D Printが終了すると自動的に電源OFFするためのセンサーです。
ウェブページを検索すると、3D printerにメカニカルスイッチを追加し電源ON/OFFを行う機構を設けている方はいらっしゃいました。ですが、あの方法だと、スライサーやファームが更新された場合にも適用可能かは微妙です。印刷終了時にどのポジションにビルドプレートが移動されるのかはスライサー依存で、設定、バージョン依存となり、あまり具合がよくないように思います。

私のあみだした方法は、電源ON/OFFの検知センサーとして、モーションセンサーを使用しています。
3Dプリンタのエクストルーダー、ヒートベッドが熱を持っているので、モーションセンサーで動きを検知可能です。3Dプリンタ自体に変にスイッチを設ける必要がないのでお勧めです。
原理は、印刷が終わると、エクストルーダー、ヒートベッドが止まりますので、ある一定時点の停止を検知して、電源をOFFするように①のコントローラを仕込んであります。元々は、前の3D Printerのフィラメント切れセンサーコントローラだったのですが、捨てるのがもったいなくて、フィラメント切れセンサーの代わりにモーションセンサーをくっつけて、自動電源OFFコントローラとして再利用しました。この方法のメリットは、次のカメラ監視にもメリットが現れてきます。

〇 カメラ遠隔監視 + 撮影用照明

④はライブ監視用のWebカメラで、⑤は撮影用のテープLEDとなります。
カラーボックスの中に収納している関係上、そのままですと暗くて状況がみえませんので、両方とも3D printerに接続して使用しています。照明用のLEDは必要に応じてON/OFFできるようにしてあります。
Anycubic Kobora 2 Proは、3D Printerをクラウド接続していると、下記のようにスマホから3Dプリンタの状態を監視できます。また、Webカメラを装着すれば、印刷状況(ライブ画像)を閲覧することが可能になります。(画面は赤いですが、実際はきれいです)
印刷に問題がある時(もじゃもじゃができてしまった場合)には、印刷のキャンセルも可能です。

3D printerライブ

自動電源OFFのメリットは、キャンセルして3Dプリンタの動きが止まり、一定時間が経過すると3D Printerの電源もOFFされます。不具合発生時でも、最小限の損害で済みます。

今回は、ちょっと場つなぎなネタをぶっこんでしまいました。もし、参考になることがあれば幸いです。次回は、また、状況をみてネタを入れようと思います。
また、よろしければ、見ていただけると嬉しいです。

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