ハンティング ー 自作 電気止め刺し機 #2

WORKS-hunting

前回は、通電針を制作しましたが、今回は、槍本体の部品を制作していこうと思います。
部品数自体はそれほど多くはないのですが、少々加工作業が必要となります。
とはいっても、私も一応会社員ですので夜なべの毎日となりました。

■ 部品一覧

結構部品がありますので、装備部品(電源SW、コンセント、etc)と、槍本体の構成部品を分けて説明させていただきます。

〇 装備部品

下図は、部品を大体の位置に並べたものです。

No.部品名称説明
通電針前回制作した通電針となります。
バッテリークリップ箱わなに接続するクリップとなります。
クリップには、エーモンバッテリークリップを使用しました。
電源SW電気止め刺しの手元電源SWとなります。
工作で使用した残りのロッカーSWを使用しました。
ブレーカー気休めにインバーター保護用に装着したブレーカーです。
電源コンセント3Pアース付きの電源コンセントを使用しました。
何かの部品をばらした時のモノがあったので、使用しました。
電源SW固定用ケース3Dプリンタで電源SWを内径 Φ20mmの塩ビパイプ、鉄パイプに装着するための部品を作りました。M3ネジで鉄パイプに電源SWを固定するための部品です。

ブレーカーケースブレーカーを鉄パイプの後ろに固定するための部品です。
3Dプリンタで作成しました。後々メンテナンスできるようにブレーカーケース固定用部品にねじ込んで止めるようになってます。

装備品部品リスト

電気系統の接続は、撮影できていませんでしたが、下記のような接続金具を駆使して電源SW、バッテリークリップ、電源コンセントなどの部品と接続しました。同様に通電針も接続する予定です。

〇 槍本体

槍本体は、塩ビパイプと鉄パイプでつくりました。
写真の部品は、採寸してカットした後の部品です。

No部品名称説明
塩ビパイプ 内径Φ16mm 長さ:1m電気止め刺しの先端側となります。
檻の間から差し込んで使用するので、細身にしています。
正直、結構たわみます。
塩ビジョイント 内径Φ16mm/Φ20mm⑧と⑩の接合用の塩ビジョイントです。
塩ビパイプ 内径Φ20mm 長さ:適当(おそらく25cmくらい)持ち手と電源SWの固定を兼ねていますので、少し太い塩ビパイプとしました。また、内部に鉄パイプを通す都合上、内径Φ20mmとしています。
鉄パイプ 外径19mm 長さ50cm感電防止のアースと持ち手の補強を兼ねてます。
何かの理由で漏電した場合に、この部分を通してアースに電気が流れるようにしています。

■ 部品の制作

塩ビパイプのカットは、パイプカッターを使用しました。鉄パイプはグラインダーでカットしました。
パイプカッターは、使う度に感心する道具です。私は、この道具を考えた人は天才だと思います。

基本的な加工方法は、切って穴をあけていけばいいのですが、結構時間がかかります。
一番大変だったのは、鉄パイプ、塩ビパイプには、電源SWの穴をあけることでしょうか。
下記のようにいったんドリルである程度あけた後、グラインダーで削って整えました。


パイプや通電針を固定するネジ穴は、ずれないように3Dプリンタで下記のような位置合わせ用ジグを作り穴をあけました。

穴あけジグ

次に、開けた穴にネジをとおし、部品を固定していきます。
まずは、手元側から組み立てていきます。

手元電固定用パイプのセット
ブレーカーケース固定用部品のセット
ブレーカーケースを固定

鉄パイプと手元部分の塩ビパイプをいったん仮固定しました。
電源SWを取り付けるのに、固定しておいた方がやりやすかったので、ここでは仮固定です。

操作部:鉄パイプ、塩ビパイプの固定
操作部:電源SWのセット
通電針固定用穴

このように手元部分まで組み立てを終わりました。
残るは槍先の固定です。

■ 次回

次回は、止めさし槍を仕上げます。
よかったらまた覗いていただけるとうれしいです

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