トレイルカメラハンガー

WORKS-hunting

狩猟 わな猟をやられている方の中には、トレイルカメラを使用されている人もおられると思います。
私も素人ながら使用しており、わな技術のダメ出しや獲物の観察に使用しています。
非常に便利なのですが、少々設置する際には困りごともあります。
私だけなのかもしれませんが、設置の際にうまく固定できなかったり、角度調整に時間がかかったり手間取ることがあります。
今回は、獲物が遠ざかってしまったこともあり、小ネタにトレイルカメラ画角調整ジグ:トレイルカメラハンガー(自称)を作ってみました。

わなに寄ってきている獲物や、空はじき等の原因追及用にトレイルカメラを仕掛けることが多いのですが、私は設置が不得意です。
トレイルカメラですが、下記のように、画角の関係で下に向けて設置します。

設置例

トレイルカメラの画角は、カメラに対して正面ですので、地面付近の獲物を捕らえるには木の枝等をトレイルカメラと木の幹の間に挟んでカメラを下に向けます。結構、このような調整をされている方は多いのではないかと思います。
ですが…この時、思うような木の枝が周りになかったり、木の枝を思うよう挟めなかったり、画角調整が難しいです。
調整が終わったと思って木を抜いた瞬間に、木の枝がポロっと抜けてしまったりすると、叫びたくなります。
トレイルカメラの構造は下記のようになっていて、カメラにベルトが通してあるだけで、それで木に固定するようになっています。画角調整ジグや機能があるわけではありません。
ただのベルトですので、木の枝を幹とカメラの間でに入れて締めるのは結構難しいです。

正面

そこで現場で画角調整や、固定がもう少し楽にできるジグを考えてみました。
安価で仕組みがシンプルなものがよいと思い、検討した結果生まれたのが下記の「トレイルカメラハンガー(自称)」です。

上:CAD画像、下:実物

装着簡単で、下記のように固定用のひもを通すだけです。
構造は簡単、ねじ込みで画角調整するだけのジグです。

トレイルカメラ裏側
トレイルカメラ表側

少々外は雪が降っていて寒いので、代わりに自宅にある木材に実際に固定してみます。

下記のようにカメラに角度をつけて固定することができました。
ネジ長には余裕あるので、もっと角度をつけることも可能かと思います。
また、カメラ自体の固定もしっかりとできます。

これであれば、設置設置も楽になると思います。

参考程度にSTLファイルを添付します。
これを3Dプリンタ等で印刷すれば同じものができると思います。
個人使用に限り、ご自由にお使いください。

今回は、ちょっと場つなぎなネタをぶっこんでしまいました。もし、参考になることがあれば幸いです。次回は、また、状況をみてネタを入れようと思います。
また、よろしければ、見ていただけると嬉しいです。

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