わなの見回り 雪・雪・雪(2025/02/11)

ハンティング

先日久々のイノシシを捕獲してから、随分経過していますが、その直後からの積雪でしばらくお休みしています。
今現在もお山にはとても登れる状態ではないので、今週いっぱいはお休みとなりそうです。
箱罠は、積雪直前にトリガーをかけずに誘引だけしておきました。
くくり罠は、雪の下で完全凍結中です。恐らく、雪が融けてもまともには動作しないとおもいます。
週末は、箱罠、くくり罠の設置しなおし作業となりそうです。
2/3からの罠の見回りは、期待度はほぼゼロであったこともあり、センサーのみで監視していました。
よろしくはないとはいえ、私の狩場は、軽トラがやっと一台通れる山道でして、見回りを強行すると命がけになってしまいますので、文明の力を活用していました。

雪が降っている間は、雪かき、センサー類の設計変更、機能拡張をやっていました。
それと同時に、古い箱罠たちのアップデートを考えていました。
メインの箱罠には、破壊防止や地面からの湿気で餌が傷まないようににコンパネをひいてあります。
通常は、コンパネの上に枯れ葉などをひいて運用しています。

一方、古い箱罠は、下記のように直接地面の上に餌を撒いて運用しています。
枯れ葉などでカモフラージュはしますが、屋根があっても雨が降ると餌はほぼダメになります。

コンパネは、箱罠の破壊リスク軽減、餌の腐敗軽減効果、メンテナンス(掃除)が楽な一方、1枚2000円程度するのと、獲物に警戒されているように感じました。
データがあるわけではないですが、昨年、メインの箱罠周辺にはかなりの獲物が寄ってきましたが、なかなか中には入ろうとしませんでした。
一方、地面むき出しの古い箱罠では、同時期に比較にならないほどの捕獲量がありました。
コンパネを踏んだ時の感触なのか、色なのかわかりませんが、他の箱罠と比べると警戒され、誘引に時間がかかっているように感じます。

そこで、古い箱罠には前から別の方法で餌の腐敗軽減方法を試そうと考えていました。
防炎シートを使った方法がイノホイさんの有害駆除のプロが語る箱罠の仕掛け方」で紹介されています。防炎シートで地面からの水分をシャットアウトして餌の持ちをよくするという方法です。
この方法だと設置費用もお安いですし、地面むき出しに近い状態で運用可能なようにおもいました。
掛かり方が今と変わらず、餌持ちがよくなるのであれば、試してみる価値はありそうです。
ということで、早速AmazonでTRUSCO 防炎シートを購入しました。

効果はやってみないと分からないですが、まずは、週末に1基設置してみようと考えています。
このシートは安価ですが、匂いがあるので、洗ってから使わないとダメっぽいです。

これ以外でも、今期古い箱罠で2度も痛恨の捕獲ミスを行ってしまいましたが、その反省から古い箱罠をどうするか悩み中です…
今は番線で縛って暫定対応していますが、いつまでもこのままではまずいです。
箱罠溶接部はどうしても錆びるので、すでに古い箱罠は強度限界がきているような気がします。
修理(リフォーム)するか、新調するか…どちらも、お金と手間が問題で、休みが続くと、悩みが尽きません。
古い箱罠は、「修理かなぁ?」と思いつつ「手間を考えると買った方がなぁ…」と、毎日方針が入れ替わっています。
修理するには、溶接機材を整える必要があります。
溶接機材を整えると、ちゃんとした箱罠が自作できちゃうということなんですよねぇ…
最近は半自動溶接機が安くなったとはいえ…自分にとっては高嶺の花ですからねぇ。
有害獣駆除が本格化する時期までには決定しないとだめですが、未だに悩みは尽きません。
溶接面なども含め、一式レンタルできれば、いいのですけどねぇ…

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