まずは、気になる箱罠から。
最終段階から1週間経ちましたが、少々親子イノシシに異変が発生してます。
親子ともども完全に骨抜きにできたはずだったのですが、今週に入ってから母親のイノシシを見かけることがなくなり、ウリ坊3頭だけで行動するシーンしか撮れなくなりました。
8月25日、8月27日、8月28日に山頂、麓のどちらにもウリ坊3頭は現れましたが、親は不在です。
先週の母親の様子ですと、どこの箱罠に捕らえられてもおかしくない状態に仕上がっていました。
察するものがあり、週末にウリ坊だけ捕獲しようかとも考えたのですが、諦めきれずに今週は親狙いのままにしておきました。
今週は、もう一基別の反応のある箱罠があるので、そちらに期待することにしました。
こちらも家族狙いでしたが、結果は、これ…
大失敗です。ウリ坊4頭という結果でした。
蹴り糸はマス目の4段目(40cm以上)にセットしていたのですが、何かの拍子に作動してしまったのでしょうか。
腕がないので、なかなか思い通りにはいきません。また、賢いイノシシを作ってしまったようです。
罠をセットした日の夜9時には扉は落ちていたので、翌日早朝に現地にお迎えにあがりました。
それでも、現場の気温はすでに高く、湿度も高ったので捕獲作業が過酷でした。
作業中に自分自身が、熱中症で頭痛になってしまうなど、ちょっと危険な状況になりました。
栗畑周辺にセットした「くくり罠」の方も、ついでに確認。
こちらもイノシシがかかった跡がありましたが、既に逃走済みでした。(撮影忘れました)
押しばねの固定がいい加減だったようで、もがいるうちに緩んでしまい逃走していました。
この状態でかかっていたら危険でした。逃げてくれてよかったです。
暑いせいなのか、集中力が欠如しています。
今週は、箱罠にかかったウリ坊の対処で体調不調となったことと、くくり罠でチョンボをやらかしたので、事故防止のために急遽、全わなをロックしてお休みすることにしました。
〇 箱罠その後
ウリ坊4頭を捕獲した日の山頂箱罠の様子です。ウリ坊の行動が変になりました。
兄弟3頭が箱罠に近づかなくなりました。8月29日に捕獲した箱罠は、ここから少し離れているのですが、もしかすると、捕獲現場にいたのかもしれません。
箱罠を警戒しているように見えます。3兄弟のうち1頭しか近づいてきません。しかも中には絶対に入らないです。
そして、麓では1週間ぶりに母親が単独で現れました。警戒レベルがリセットされていました。
現在は、ウリ坊と別れて単独行動をとっているようです。
この状況ですと、親子ともどもの捕獲は難しそうな感じですね…
〇 番外編
部屋で休んでいると、何やら巨大な鳥が目の前にやってきました。
トンビより翼長が2周り以上おおきく、模様もまったく違います。
飛んでいる姿は風格もあります。
一眼レフを取り出す暇もなかったので、携帯で撮影しましたが、頭をとらえきれませんでした。


この鳥、川の上から鯉を狙っていたらしく、飛ぶ姿、獲物を狙う姿がとにかくカッコよいです。
ランニング中に何度かスズキや鯉が空から降ってきたことがありますが、この鳥が犯人だとおもいます。恐らく、鶚(ミサゴ、英名:オスプレイ)じゃぁないかな?と思います。よいものをみました。