実家周辺に雪がなくなったので、早速、御山へGo。
ですが、甘い考えでした。とても車で入れるような状況ではありませんでした。
積雪している上に路肩が見えない状況で、竹、笹、雑木が道をふさいでいるので、かなりヤバい状況。
下手に車で入ると立往生や路肩を踏みはずすなど、とんでもないことになりそうな雰囲気でした。
序盤で、下記のような状況が永遠と続いていたため、諦めて山道を数百mバックして出発地点に戻りました。
雪が融けたところで、チェーンソー、草刈り機、鉈等の装備を用意した上で倒木類の撤去から行う必要があります。
本日は、車を置いて見回り可能な場所だけ行ってみることにしました。
雪深い箇所も多々あり、障害物を撤去しながらの進軍となりました。
麓の罠エリアだけでも、たどり着くのにかなり時間がかかり、クタクタになりました。
場所によっては、まだ膝下まで積雪があります。
道中何か所かイノシシの足跡はありましたが、数える程度しか出没していませんでした。
雪のせいなのか、猟期だからなのか、活動数が減っているような気がしました。
そして、やっと第一の罠設置ポイントに到着です。
イノシシが罠の設置場所に向かって歩いていました。
ですが、同じ道を往復していましたので、罠は踏んでいないことは確実です。
とても罠に近づいて確認できる状況ではありませんでしたので、遠くから望遠で確認すると、完全に埋もれてました。足跡もありません。
設置場所は、頻繁にイノシシが通う水飲み場付近のポイントだったのですが、これでは期待薄ですね。
さらにこの奥には箱罠とくくり罠を設置しています。
まずは、箱罠のチェックです。下記のように箱罠に何か寄ってきていました。
蹴り糸は、蹴られ箱罠の中で暴れた後がありました。トリガーもはずれていました。
ですが、足跡からすると、荒らしたのは、恐らくイノシシではなくタヌキか何かだとおもいます。
ダメ元で扉を落ちるようにセットしておきました。
そして、ここから、くくり罠のエリアまで崖を上ってわなをチェックしたところ、何かが罠を踏んでいたようです。周辺には、なにやら足跡もありました。
ですが、この積雪では踏んだところで捕らえられるはずもありません。
とりあえず、埋めなおしましたが、道具類は持ってきていなかったので、手で埋設しなおしました。
こんなのでは、かかるわけありませんね(笑)
ちなみに、足跡がぼけていましたが、イノシシではなさそうです。
この後、山麓から山頂まで徒歩で登りました。
山頂付近の道も大荒れで、徒歩登山で正解でした。車で行っていたら確実に立往生でした。
山頂付近の防炎シートの試行を行った箱罠が気になっていました。
獲物が掛かっていないことは最新式AIセンサーからの情報で確実でしたが、積雪前に箱罠に反応があった場所でもあったので、雪の降っている間、状況が気になっていました。
現地にいくと、扉は落ちてました。
ですが、何かがかかったわけではなくて、強風のため箱罠の上にのせてあるトタンが外れてトリガーに当たっただけのようです。
防炎シート対策した餌の状況は、かなり良好でした。
使い方次第ですが、箱罠の掃除頻度軽減に効果があるような気がします。
後は、イノシシの反応がどうかが知りたいところですが、残念ながら、現在、この箱罠付近にイノシシの反応は一切ありません。
ちなみに、こちらの箱罠周辺もひどい状況でした。
倒木や笹等を始末しないと、とても車では入ってこれない状況です。
さらに山奥にくくり罠、箱罠が設置してありますが、この日は、日没を迎えた上にフクロウも鳴き始めたので、怖くなって下山しました。
罠の見回りコースの掃除が大変そうです。猟期明けは、大掃除からのスタートとなりそうです。
帰宅してから気がついたのですが、この状況でかかったらとても引き出せる状況ではないです。
ここ数日間だけは、掛からないことを祈っています。
