わなの見回り 箱罠 手ごわい娘でした(2025/04/19)

ハンティング

先日反応のあった箱罠ですが、無事、予告通り捕獲できました。
予想通り、単独行動中の小型(1歳)のイノシシでした。
本日は晴天だったことと、箱罠の設置位置が比較的村に近いこともあり、なぜか早朝(AM 7:00)から見物人が集まっていました。イノシシを間近でみたことのない人や小学生までやってきてました。
「危ないので、あまり近くはには寄らないでね。」と優しく諭したところ、捕獲までに色々と質問をいただきました。皆さんが満足して帰るまで、解説を行いました。
田舎はイベント少ないですからねぇ…動物園感覚なんでしょうねぇ(笑)
しかし、この箱罠は、菜の花に囲まれて外部からは見えないのですが、よくイノシシがかかっていると分かったものです。さすが、最新のAI達です。

実は、前日に捕獲失敗しました。
この箱罠は、蹴り糸方式での運用ですが、蹴り糸を見破られてしまったようで、蹴り糸手前までの餌だけが食べられていました。
今週は、天候がよく月明りも明るい上に、丁度蹴り糸の高さがイノシシの視線とあってしまったのだとおもいます。

今回の捕獲では、昨年に同様に蹴り糸を見破られた際にあみだした方法を使用しました。
下記のように見破られた蹴り糸をおとりにして、その手前に少し蹴り糸を高くして設定する方法です。
イノシシがおとり蹴り糸付近の餌を食べようとするところを手前の蹴り糸で捕らえようという作戦です。蹴り糸を高くする理由は、イノシシの目線より高い位置にして、見破られないようにするためです。満月に近いので、追加した蹴り糸は、見えにくいように念入りに艤装しました。

昨年、イノシシ親子に蹴り糸を見破られ、散々でしたが、新月を狙って同様の手段をとったところ、うまくハマりました。
イノシシは目が悪いと言われますが、私は、視覚や接触時の感触で異変を感じとっているように思えます。恐らく、この方法もなにかしらの制約があるように思います。
さらに、この蹴り糸の設置は面倒な上に時間がかかります。

素人猟師には時間は貴重な資源なので、有用活用する必要があります。
次バージョンの箱罠センサーが出来上がったら、速攻で置き換えようとおもいます。


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