わなの見回り 箱わな日記 復帰即ウリ坊(2024/09/04)

わな見回り日記

メインの箱わなではなく、ウリ坊捕獲専用箱わなですが、昨日セットしたのですが、速攻かかっていました。
朝6:00に生体センサーからの電話で「元気のいいのがかかっているぞ」と知らせを受けました。
珍しく親でも獲れたのかと捕獲準備をして現場に行ってみると…ものすごく小さなウリ坊でした。
ウリ坊狙いの箱わななのでウリ坊以外かかるはずもなく、少しでも期待した自分が恥ずかしかったです。(確かに、ものすごく元気に走り回っていました)
周りには母イノシシがかなり長い時間いた模様で、足跡がそこら中にありました。
子供が捕まったので心配でみていたのかもしれません。

元気なウリ坊

自分の住んでいる地域では、ここ1週間で栗シーズンを迎えたのですが、イノシシの挙動にも急激な変化が現れました。
この箱わなは、栗畑の少ない箇所に設置しているので、かろうじてヌカでイノシシを誘因可能です。
しかし、メインを含め、栗畑周辺の箱わなは、イノシシはヌカに寄り付かなくなっています。
メインの箱わなにヌカに拾った栗を入れて誘因したところ、「」だけが食べられる始末です。
ヌカだけでは、イノシシは寄り付かなくなりました。
農耕放棄された栗畑は、中身を抜かれた空のイガグリが散乱し、イノシシに耕されています。
私は、これらの放置栗がこの付近のイノシシ軍団発生の原因ではないかと思います。
自分も栗を栽培していますので、今虫食い等の破棄栗を餌用に収集しているところですが、まだシーズン初めなので餌になるほど集められないのが現状です。

〇 イノシシ軍への対処

今まさにイノシシ軍襲来、戦争状態です。迎え撃つのが自分なので、敗戦濃厚です。
数機設置された箱わなだけでは収集つかないので、イノシシ軍への対処として、くくり罠を追加しました。
すでに栗畑というよりヌタ場と化している現場で獣道はありません。
栗の木で括ればいいのかもしれないですけど、栗の木へのダメージも心配で仕掛けにくい感じです。
そこで、先日、イノホイさんから提供していただいた罠のインプレッションをかねて、おすすめ方法を試しています。
わなは、「ストロング踏板+台座」に自前のスプリングを組み合わせて設置しました。
値段は高めのわなですが、重厚かつ暴発防止もついているよさそうな品です。
ターゲットの加重設定もできます。(加重目標10Kgに設定できました)
イノホイさんから強くお勧めされたわなの設置方法は、「小林式」と呼ばれている方法です。
私は方法自体は知ってはいましたが、いまだに慣れ浸しんだ従来の設置方法を使っています。
ですが、「獣道を読む必要なし」「都合の良い場所で捕獲できる」「捕獲率が高い」ということで、九州方面では採用している方が多いとのこと。
この戦況で機能するのかはわからないですが、ものは試しにイノシシの周回コースである農耕放棄された栗の木の下に設置してみました。

真ん中の土の部分にくくり罠を設置し、周りを石で囲み、ヌカ等の餌でその周りを囲むという方法です。冗談みたいですが、これでイノシシとかシカが餌に夢中になって、怪しさ満点にも関わらず、真ん中のわなを踏んでしまうらしいです。
昨日は、ヌカに寄り付かない可能性があったので、拾った栗を二つほどおいてみました(オレンジ部分)。本日確認したところ、栗だけ綺麗につまみ食いされていました(笑)
対策として、通りすがりにパクっといけないように全石と石の間に差し込んでおきました。
ですが、いかんせん栗の数が少ないので、獲物が夢中になるかどうかは、かなり怪しいです。

メインの箱わなは、破棄する栗がある程度溜まったところで、試そうと思っています。
今年は、栗が終わった時期に、どんぐりもテストしてみようと思っています。

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