前回ソロソロ頃合いなので、捕獲しようと思っていたのですが突然とお山が静かになりました。
狙っていたイノシシは、ほかの罠で捕獲されてしまったかな？とも思ったのですが、イノシシどころかシカ、タヌキ、アナグマの気配もまったくありません。
イノシシ、シカの幹線獣道や水のみ場、山から山へ移動する高速獣道さえも気配がありません。
切羽詰まって山奥のイノシシ、シカの住処まで足を運んでみたのですが、いつもならボコボコに荒れている場所も古い獣道や形跡しかありませんでした。
これ程さみしい感触は、初めてです。
ここ２週間は、箱罠に設置しているカメラが故障しているのか？と思うほど、見回りをしている自分しか映っていません。
唯一、撮影できた動物は、キジバト。
この状況だと、どんな罠を仕掛けても無駄ですねぇ…
すこし周辺を探ってみたのですが、原因かもと思えるものがありました。
自分の猟場には、山の中腹に自動車道が走っていますが、自動車道の上をクロスするように橋が架かっており、さらに、関連施設もあります。
その自動車道ですが、６月中旬あたりから夜間通行止めで大規模工事中のようです。
さらに、自動車道周辺の橋や施設も点検項目のようです。
下記は、自動車道の上にかかっている橋ですが、１０日程前に丸部分にマーキングされていました。
本日はさらに増加していました。
自動車道の上にかかっている橋なので、点検しないわけにはいかないですよねぇ～。
こんな感じで、不良部分、交換部品等がマーキングされています。
昼間に作業する人が来ている訳ではなさそうなので、夜間山に登ってくるのだとおもいます…（こわ）
もし工事が原因だとすると、工事自体は、長い期間行われるので、動物が帰ってくるのもかなりかかるのではないかと思います。
農家さんにとっては、有害獣が出てこないのでよい事なのでしょうが、自分にとっては非常にさみしい限りです。
まあ、状況が変化するまで待つしかなさそうなので、今のうちにやれることをやっておこうとおもいます。
丁度、梅雨の時期でしたので、箱罠センサー用に屋根を工作しました。
箱罠センサーがメンテできるように波板を切り抜き、止め刺し時には、屋根も外せるようにしてあります。廃材も利用していますが、よい感じがしています。
暫く使ってみて、具合がよければ箱罠センサーの増設、入れ替え時に反映していこうと考えています。
動物が餌を食べてくれないので、すこしでも餌を長持ちさせることができればと思っています。
