7月最終週に近くで夜間工事があった関係で、お山はしばらく静かでした。
トレイルカメラにも何も写っておらず、イノシシの掘り返し等もおちついていました。
ですが、8月に入った途端にイノシシが活発化し始めたようです。
本日は、わなの見回りの道が崩されて車が通れなくなっていたり、農道舗装面(コンクリート)下の掘り返しの為、車で通ると崖下に落ちそうな場所の修理をやっていました。
最低限度の修繕ですが、とりあえず通れるようにはなりました。
下記は、前回少し撮影した箇所ですが、さらにひどい状況になってしまい、崖がくずされて完全に道がふさがれてしまったので、土砂を撤去しました。崖側の土砂は土嚢などで積みなおさないと再建は無理なので、今回はあきらめました。

この崖の脇には、巨大な獣道(崖崩れ?)が形成されていました。

ここの上は、下記のような状況となっていました。
崖なりに縦に獣道が走っていているので、ここでくくり罠で狙うのはちょっと難しい感じのする場所です。

崖を登り切ったところには、下記のような擦り木が沢山ありました。
ここは、シカもイノシシも通る場所なのですが、幹線獣道なので、潰すのが惜しい場所です。
高さからしてイノシシだとおもいます。

これ以外にも、箱罠周辺のすこしでも水がわいている場所は、蒐場にされてしまい無残に荒れまくっています。ここも道のすぐ脇ですが、完全に道がふさがれていました。

■ 箱罠たち
麓の箱罠には、連続で親子イノシシがきていました。
前回子供を5頭連れていた個体だとおもいますが、1頭減っていました。
警戒心があまりないイノシシだったのですが、妙に箱罠への警戒が強くなっています。
誘引がリセットされたとかではなく、明らかに箱罠を意識しているので、捕獲されちゃいましたかね。ウリ坊だけを捕獲すると、こういう感じになっちゃって、捕獲が困難になります…去年もそうでした。
手ごわくなっちゃうんですよねぇ。
現在は、箱罠前には来ているみたいなので、粘ってみようとおもいます。
ここ数日の様子です。
もう一か所の箱罠ですが、以前来ていた兄弟がやってきていました。
一頭は捕獲されたのかなと思っていましたが、無事2頭いました。
ですが、こちらも、手ごわいです。たぶん、こちらも箱罠経験者じゃないかと思います。
この箱罠は、前の方から引き継いだ箱罠ですが、どうもイノシシの登場口と箱罠入り口があっていないように思えます。近々入口の方向を入れ替えようとおもいます。
不猟続きでしたが、8月にはいって、イノシシが活発に活動し始めました。
ここで少し挽回できること期待して、引き続き粘っていきます。
栗の季節の前には減らしておきたいところです。