本日は、天候は悪かったですが、今日を逃すと次がなさそうなので日暮れ前に急遽わなの設置を行いました。
山で日が暮れてしまうと超怖いので、自分が激熱だと思っているポイントに一か所だけ設置しました。
このポイントはメインの箱わなの近くで、イノシシ、シカが出没するポイントです。
大型イノシシが出没するポイントで、以前にわなを目の前で切られたポイント近くでもあります。
最近は、獲物が山から出てこないので、お勉強のために生態調査をやっていました。
先週に入り、イノシシの活動が活発化し、放置竹林の外縁部の掘り返しがはじまりました。
イノシシが12月のタケノコを狙って掘り返しを行っているようです。
この場所以外にも何か所か設置しようと思っている場所がありますが、そちらも、にぎやかになってきました。
現場は、下記のように小ぶりのタケノコが掘り起こされています。
撮影した場所は、昨晩に掘り起こされたのだとおもいます。
土が雨でぬれておらず、掘り起こし跡が鮮明です。
こんな感じであたり一面がボコボコです。
ここで狙いたいのですが、竹林内は全部が獣道で、イノシシの入場口もみあたりません。
正統派くくり罠(獣道に仕掛ける方法)だと、設置場所に悩みます。
そこで、今回は、ここに小林式で設置することにしました。
先週頭にテスト誘引を行い、ヌカを食べていることは確認していました。
この状態で、しばらく様子を見ようとおもいます。
若くておいしいイノシシがかかることを期待しているのですが、どうなりますか…
ただ、デカいのはかかってほしくないです。未だに眼前でわなを切られたことがトラウマです。
ちなみにですが、放置竹林内にわなを仕掛ける場合、仕掛けられるのは外縁部のみです。
放置竹林を見たことがない方のために紹介させていただきますと、深淵部はこんな感じです。
足の踏み場もないような場所で、こういう場所にはタケノコも生えませんし、イノシシもこないです。
私見ですが、リスクしかないので、理由がない限り、深淵部には入らないのが無難だとおもいます。
放置竹林内では、長物をもって自由に動くことができない上に、頭上も足元も危険なので、ヘルメット装備で入らないと危ないとおもいます。(特に倒竹、枯れ竹が危険)
自分は、竹林整備の際に何度も頭部へ直撃をくらい、ヘルメットに助けられています。
ヘルメットに直撃する前に手で頭を防いだことがありますが、その時には手首が折れました。
放置竹林にわなを設置するなら、外縁部だけにしておいた方が安全な狩猟ができるとおもいます。
放置竹林深淵部は、獲物がいない上にイノシシ以外の危険と戦うことになるとおもいます。
皆様も、安全で楽しい狩猟をお楽しみください。
私の猟場では、今、一番熱い場所はここだとおもいます。
かかりましたら、また報告させていただきます。