わなの見回り くくり罠 大チョンボ やらかしました… (2024/12/01)

ハンティング

本日は、センサーに反応があったので出動。
センサーの反応があった箇所は、小林式で仕掛けたわなです。
獣道はあるのですが、設置条件が悪くて獣道にはセットが難しい場所なので、獣道から少し離れた場所に小林式でわなを設置して試していました。
残念ながら、今回は、画像や動画を間違って消去してしまい、残っているのは保定前後の画像だけですがご勘弁ください。

小型ですが、丸々太った娘が掛かっていました。
何事もなく、いつも通りに保定しました。

私は、鼻をとって保定する場合、木でロープの方向を1~2回程変えて、なるべくイノシシと直接対峙しないように固定します。
面倒ですが、このようにするのは、仮に足が切れても直接突っ込まれないようにするためです。
自分は、安全のためにかかった足の状態がよくても、なるべくこのようにすることにしています。

この後、わなを外して後始末をしたのですが、青ざめるような状況であったことが判明します。
なんと、根付のワイヤーが木に固定されていませんでした。
ワイヤーの抜け防止の結び目がひかかって、ほどけるのを耐えていたようです。

周りを探すと、ワイヤーにシャックル(固定用金具)はついてはいたのですが、下記のような状態でした。ワイヤーのアクセサリーとなっており、何も固定していませんでした。
本来なら、上画像の輪の部分にシャックルが固定され、ワイヤーを抜けないようにするのですが、シャックルが輪に通っておらず、ワイヤーはフリーな状態でした。

それに気づかず、私は、保定時に鼻をぐいぐいと引っ張っていました。
設置時にボーっとしていてチェックをわすれていたのでしょう。
根付のワイヤーがほどけなくてよかったです。
無事に捕獲できたとは言え、2連荘で安全にかかわる設置ミスをしていました。
次回から、設置時にはチェックリストを携帯しようとおもいます。

根付のワイヤー(固定用ワイヤー)はシャックルだけではなく、安全のために獲物がワイヤーを引っ張るとワイヤーが締まるような巻き付け方を行います。
さらにワイヤーが抜けないように輪の付近に結び目を作ります。
シャックルだけではイノシシの攻撃には耐えられないので、このような設置を行います。
今回は、幸運にも2点とも効いていて助かりました。
くくり罠は、何重も安全策を打つことになっていますが忘れると危険です。
すこし慣れてきたところだったので、よい再発防止のチャンスがいただけたとおもいます。

捕ってみればこのサイズでした。
小さいですが、見た目よりも、かなり重くて型の良い個体でした。
括った足の状態もよく、狙った場所を括れていました。
最近は安定してよい位置を括れています。
昨年の失敗の経験が生かせているように思います。

この日は、後の予定も詰まっていたので、速攻でドナドナしました。
皮下脂肪も内蔵脂肪も分厚く、完全に冬のイノシシで、お肉の量も大きさの割に多かったです。
あとは、どんぐり臭がついていると最高なのですが、今回は期待できそうです。
(去年のイノシシの味が忘れられないです)
12月、1月が一番おいしい時期なので、できればあと数頭獲りたいところです。
今猟期は、ついつい調子に乗って真空パックも購入してしまいました。
猟期に入って、一時は獲物がまったく捕れなかったので、使う機会がないではないかと心配していたのですが、現在大活躍中です。パック後のお肉の品質は大満足です。もっと早く買えばよかったです。

ですが、今年はイノシシの数が少なく、厳しい戦いとなりそうです。
想像ですが、現在、山にはヌカよりもおいしい餌が豊富にあるので、里に出てくる必要がないのだとおもいます。
今年は、天候も比較的暖かく、山には未だにイノシシの餌となる木の実、木の根、昆虫(ミミズ)が豊富です。いつもの年なら、草が枯れて地面が出ているような場所も今年は青々として獣道を隠しています。さらに11月下旬から、タケノコも生え始めました。
雪が降れば、状況も変わるかもしれませんが、12月前半は里側での狩は厳しそうです。

ちなみに、我が家の竹林も11月後半からタケノコがイノシシにやられ始めています。
今年は、竹林、山側が主戦場となりそうです。
5基ほど設置していたわなも気が付けば、残り1基となったので、12月、1月の戦闘に備え、再装備する予定です。

タイトルとURLをコピーしました