先週から持病で体調を壊してしまい、動けなくなりそうでしたので全わなを撤去した上で、見回りも休んでおりました。昨日あたりからようやく動けるようになったので、活動再開です。
先週のわなの撤去時に気づいたのですが、イノシシが警戒していた竹林エリアのわなにはマーキングがされてようです。
確実とはいえないですが、わなを掘り上げた瞬間に嗅いだことのない悪臭が漂ってきました。
画像チェック時に罠がみえているような怪しい動きをしていたのは、このせいなのかもしれません。
まずは、栗畑周辺の誘因確認から行ったのですが、誘因場所で3段角のシカと鉢合わせ。
距離にして、5m程度でした。相手はちょうど視線の高さの山腹に陣取っていました。
互いに気づかないまま近寄ってしまいました。
逃げていった方向から、イノシシ山を根城としているようです。
夏にメスと子供と目撃したので、ハーレム形成の疑いがあります。
昨年まではシカを見かけることはなかったのですが、今年はシカと対峙する必要がありそうです。
有害獣駆除捕獲許可を得ていないエリアなので、狩猟期間中が正念場です。
〇 イノシシ山(栗畑前)
1カ所目の誘因結果です。
餌は完食。石組みが壊されて、周りも掘り起こされていました。
石組みを壊しているので、おそらくは、イノシシかシカ等の比較的大型の獣。足跡が判別できなかったのでどちらかはわかりませんが、イノシシですかねぇ。(アナグマだったら嫌だなぁ~)
2箇所目の誘因結果です。先日イノシシを捕獲した場所です。
こちらも石組みが壊されて餌が食べられていました。
このチェックの際にシカと鉢合わせしました。
3か所目も綺麗に餌がなくなっていました。
石組みも破壊されていました。
栗畑周辺は、恒久的にわなをしかけても何かが捕れそうな雰囲気です。
〇 竹林エリア
すこし見にくいかもしれませんが、誘因餌は食べているものの、完食とまではいかない感じでした。
ちょっと嫌な予感のする食べ方です。
カメラ画像を確認すると、イノシシは映っていませんでした。ですが、嫌な奴らが勢ぞろいです。
冬眠しないアナグマ、箱わなのヌカを食べる猫(通称:ヌカ猫)、狐(狂暴で怖い)です。
イノシシの姿は捕らえられなかったのですが、竹林内はこんな感じで、タケノコがいたるところで掘られていました。
竹林内に掘り起こしロードができあがっていました。
そこら中の竹には、イノシシが残した真新しいフィールドサインがあります。
竹林全体をタケノコを探して掘り起こしている感じなので、なかなか捕獲難易度が高そうです。
入退場の獣道があれば、そこに仕掛けるのがよいかもしれません。
これ以上荒らされるとタケノコの収穫量に影響がでるので、捕獲したいところです。
ここも猟期勝負のエリアです。
〇 農家さんエリア
11月末に農家さんエリアの麓付近で、シカを捕獲しました。(農家さんエリアは山頂にある)
シカのハーレムが気になるので、テスト誘引をしておきました。
本日確認したところでは、石組みは壊されており、何かが食べていました。
果実、フルーツ類はすでに収穫済みなのですが、農耕放棄されたキウイフルーツ畑があるので、それを狙ってやってきているのかもしれません。
〇 農家さん箱わな
先週頭から、2箇所の箱わなので周りが耕されていたのですが、本日確認すると箱わなの中まで餌を食べていました。けり糸もけられていたので、2箇所ともセットしておきました。
ですが、天気予報を見ると明日から雨と最悪のコンディションです。
雨がふると、餌が溶けちゃう上にイノシシは出歩かないので、ダメかもしれませんが、ダメ元でセットしておきました。(イノシシの出歩く雨上がりが勝負です)
一抹の不安は、ヌカ猫。ここの箱わなはヌカ猫が荒らすのです。
明日からまた天候がくずれるので、次回のくくりわな設置は週末になりそうです。
悪天候の狩猟は懲りたので、できたら小雨 or 小雪くらいであってほしいと祈ってます。